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2020.04.03
気まぐれ音楽カレンダー♪

151年前の今日、グリーグの傑作「ピアノ協奏曲 第1番」初演!

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1869年4月3日、コペンハーゲンのカシノホールでグリーグの「ピアノ協奏曲 イ短調」が初演されました。グリーグは26歳でした。

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独奏ピアノは、当時コペンハーゲンで音楽教師をしていたベルリン帰りのピアニスト、エドムント・ノイベルトが弾き、大成功を収めました。

ノイベルト曰く、初演では第1楽章のカデンツァのあとにすでに拍手喝采だったそう。翌年、かのフランツ・リストも絶賛したという傑作です。

(グリーグは)67年にベルゲン出身のソプラノで、従兄弟に当たるニーナ・バーゲルップと結婚、翌68年には女児アレクサンドラが生まれたが、69年4月に満1歳の短い生命を閉じる。グリーグにとってイ短調協奏曲は最も幸せな時期の作品で、率直で純粋な喜びに満ちている。

『作曲家別名曲解説ライブラリー グリーグ』(音楽之友社)47ページより

 

幸せな時期を過ごしていたグリーグが作曲し、しかも初演が熱狂的な成功を収めたこの作品を聴いて、エネルギーと喜びを感じましょう。

『作曲家別名曲解説ライブラリー 北欧の巨匠』(音楽之友社)
作品別に、基本的な情報から創作背景までまとめられている。さらに、豊富な譜例による楽曲解説で、理解を深めることができる。

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