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2025.10.08
名曲解説100
30秒でわかるショパン:ピアノ協奏曲第1番

ショパン:ピアノ協奏曲第1番について30秒で丸わかり♪
数多くのピアノ独奏曲を残したフレデリク・ショパン(1810~49)ですが、ピアノ協奏曲は2つしか残しておらず、しかも2曲とも、彼がまだ母国ポーランドにいた若き日の所産です。
いずれの曲も、管弦楽の伴奏の上で、独奏が鮮やかな技巧を披露するといった、19世紀のヴィルトゥオーゾ協奏曲のスタイルによっていますが、その中に豊かなロマン的情感が息づき、民族的な精神が打ち出されているという点で、ショパンらしい個性がすでにはっきり現れた名作となっています。
実は第2番よりも、この第1番のほうがあとに生まれており(番号は出版の順)、前年に書かれた第2番に引き続いて、20歳のときに作曲と初演がなされました。青年ショパンの青春の息吹を感じさせる傑作です。
力強い第1主題と甘美な第2主題を持ち、ピアニスティックな技巧でもって華麗に進められる第1楽章、静かでロマンティックな美しさと深い叙情を湛えたロマンスの第2楽章、民俗舞曲風の主題を中心に、独奏が鮮やかな名技性を発揮しつつ、軽快かつ華麗な発展を繰り広げるロンドの第3楽章といった3つの楽章からなっています。
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
作曲年:1830年
演奏時間:約40分
編成:フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン、ティンパニ、弦5部、独奏ピアノ
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