
全国の音高生が一堂に!21校、116名が参加した真夏の合同オーケストラ

全国の音楽高校の学生が集まり、一つの音楽をつくり上げる「全国音楽高等学校合同オーケストラ演奏会」が、7月25日に東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催。全国音楽高等学校協議会に加盟する62の高等学校のなかから、21校、116名が参加した。
初めての仲間と音を響かせる
全国から集ったメンバーは、それぞれの学校から推薦を受けた生徒。練習から本番までともに過ごし、一つのプログラムを創り上げていく。
指揮は現田茂夫。そして、コンサートマスターは、3曲それぞれ演奏順に東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の本村菜々花、国立音楽大学附属高等学校の伊藤諒柊、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)の田遠麗奈が務めた。
演奏会は、チャイコフスキー「幻想序曲《ロミオとジュリエット》」で始まった。低弦楽器がたっぷりと音を鳴り響かせ、ヴァイオリンなどがメロディをロマンティックに歌い上げる。続くモーツァルト《ディヴェルティメント》では、楽器ごとの親密な対話を生み出していた。休憩をはさんで、ベートーヴェン「交響曲第8番」。テーマやモティーフを丁寧に表わし、豊かな響きを作り出す。また、ハーモニーの変化に耳を傾け、音色を多彩に表現していく姿が心に残る。そして、音楽を次第に高揚させ、圧倒的なクライマックスを形成していた。
音楽高校は近年、少子化にともなって廃止されたり、オーケストラの授業が困難になっていたりするという。オーケストラ作品への取り組みや、その成果をコンサートホールで聴衆に披露した経験は、今後の彼らの活動に結びついていくに違いない。

〈日程・会場〉7月25日・国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
〈出演〉現田茂夫(指揮)、全国音楽高等学校協議会加盟校生徒
〈曲目〉チャイコフスキー「幻想序曲《ロミオとジュリエット》」、モーツァルト《ディヴェルティメント》、ベートーヴェン「交響曲第7番」
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