郷古 廉に50の質問!〈前編〉舞台に上がる時の気持ちは?これまでで最大の試練は?
2022.03.17
生まれ変わる街の景色を眺めながら、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲を聴く
1974年生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Maqcuqrie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。2008年よりクラシ...
なんだか季節外れに暑い日が続いております。ホームで電車を待っているだけで、まだ少し汗が滲んできます。10月に入ったというのに半袖で過ごすなんて、衣替えシーズンはどこへやら。
とはいえ、本格的に暑い日々は過ぎ去りました。今年も真夏のマスク生活、みなさまお疲れ様でした。たぶん誰もが人生で2度目の夏withマスクを過ごしたわけですが、がんばりました、私たち。
まだまだマスクは日常生活に欠かせない状況は続きそうですが、これからは少しいいですね。秋から冬にかけては、防寒にもなります。
というわけで、マスクと、温かみのあるサウンドと絡めまして、やや強引ではありますが、今日はこの一曲を。
アラム・ハチャトゥリアン(1903〜1978)の《仮面舞踏会》から「ワルツ」です。劇付随音楽として書かれたものですが、5曲からなる組曲としてまとめられ、なかでもこの第1曲目「ワルツ」は哀愁の漂うメロディと濃厚な響きで親しまれています。