2020年12月の運勢　青石ひかりの12星座☆音楽占い

牡羊座（3月21日～4月20日）

牡牛座（4月21日～5月21日）

変化続きの2020年。ラストの月は、牡牛座にとってもジェットコースターに乗っているような気分になりそうです。地のエレメントで牡牛座の「とりあえずの現状維持」を支えていた木星・土星が立て続けに風のエレメントに移動するため、師走から来年にかけてはかなり勇気を出して、自己改革を行なっていかなくてはならないかも。牡牛座の「頑張ってその場にとどまろうとする」努力は、やればやるほど抵抗感が強くなっていきそう。抗うのではなく、竹のようにしなやかに風にしなってみては？　目に見える価値、ということをリスペクトする牡牛座ですが、ここからの時代は情報、気分、インスピレーションなど「目に見えないもの」が人々を動かしていきます。「居場所」ということに関しても、思い込みを捨ててみてください。肩書や収入に関しても、こだわりすぎると辛くなってしまうかも。内面と向き合って、奥深いところにある「本当に欲しい幸せ」を見つけ出してみて。12月22日の木星・土星の20年に一度の大会合=グレート・コンジャンクションはキャリアのハウスで起こり、牡牛座の社会的な使命が変化していくことを暗示。過去の栄光にしがみつかないで。

ラッキー・クラシックはチャイコフスキー「交響曲第1番《冬の日の幻想》」。

双子座（5月22日～6月21日）

支配星・水星は太陽とともに対人関係のハウスに。双子座ならではの頭の回転の速さにプラスして「直観」や「本能」を大切に。いざというときには理論的な根拠よりも「好き・嫌い」でジャッジしてOKです。12月中旬まで、少しばかり孤独を感じたり、周囲と足並みがそろわないと思うことがあっても、後半からすべてが噛み合ってくるので元気を出して。12/17には土星が、12/19には木星が仲間の風のサインに入り、長期的な幸運期の幕開けとなります。双子座のもつ現代的な「軽さ」がトレンドをけん引していくので、自分のセンスを正当に評価すること。人間関係においてはシニカルになり過ぎないこと。トータルではアップダウンが少しばかり極端になりやすい月ですが、深く考えすぎないで「すぐそばにある未来」を楽観的に思い描いてみてください。寝室の環境を整え、家にいる時間はリラックスウエアを着ることも大事。

ラッキー・クラシックはヴィヴァルディ「四季」。

蟹座（6月22日～7月23日）

2020年はさまざまな変化に対応しながら、とても多忙な時間を過ごした蟹座。世のため人のためにめまぐるしく働き、多くの危機を救ったあなたです。12月は中旬以降、あなたの価値観に重要な変化が起こりそう。対人関係のハウスに滞在していた土星と木星が相次いで移動するため「人や社会の期待に応えたい」という蟹座のモティベーションが「個人の幸福を追求したい」という「内向き」なものに転向していきそうです。少しずつハードスケジュールを調整して、2021年は深呼吸しながらリラックスして過ごしていくことになるでしょう。あなたが獲得したポジションは不動のものですが、精神面での志向性が変わってくるのです。アシスタントや後輩に任せる部分が多くなってくるのかも知れません。12月22日の木星・土星の20年ぶりの大会合=グレート・コンジャンクションは蟹座にとって深層と死と遺産のハウスで起こり、あなたの中で未解決な「古い心の傷」について考えることに。浄化の涙を流すような、音楽体験や演劇体験はおすすめです。

ラッキー・クラシックはマーラー「交響曲第6番《悲劇的》」。

獅子座（7月24日～8月23日）

2020年、メインストリームからあえて距離を取り、自分の専門分野に没頭してきた獅子座は少なくなかったはず。そこで得た知識やスキルを活用して、先シーズンまでに大きな達成を残していたかも知れません。同じ趣味友や、専門家グループからは高い評価を得ていたはずです。12月中は、そうした「自分のテリトリー」の中で快く活動していくことになりそうですが、12月17日に土星、12月19日に木星が相次いで対人関係のハウスに移動すると、再び表舞台に出て行かざるを得ない契機が訪れるかも。ここから人間関係が拡がり、アナタに対するニーズも増えていきます。2021年に入るとさらに、「人の輪」の中に入って活動していくことになるでしょう。「自分軸」や「頑固なポリシー」は強く握っているだけ不利になりやすく、時代の波に乗った軽やかな生き方にシフトをして正解です。スマホのアプリは最低限使いこなせるように。

ラッキー・クラシックは、プッチーニのオペラ《外套》。

乙女座（8月24日～9月22日）

毎年クリスマスシーズンが到来すると、本能的な宗教心が刺激されて元気いっぱいになってしまう乙女座。2020年は「学ぶための旅をしたい」という目標が実現できず、元気をなくしていた人もいたかも知れません。海外の友達とオンラインでつながったり、メールでまめな情報交換をしたりすることで、危機的状況が去った後のプランを立てやすくなるでしょう。12月17日の土星移動、12月19日の木星移動、12月22日の木星・土星の大会合（グレート・コンジャンクション）は乙女座にとって義務とルーティンのハウスで起こり、あなたの「生活の糧」に大きな変化が起こりやすい季節。「長期的に稼いでいくために、今の仕事でいいか」を吟味していくタイミングとなります。新しい「学び」が、あなたに進路を大胆に変えていくこともあるかも。いったん学生に戻るのもいいでしょう。皆が応援してくれます。

ラッキー・クラシックはモーツァルト「大ミサ曲」。

天秤座（9月23日～10月23日）

2020年はいつもの自分とは違う「ワイルド路線」で、あえて周囲から浮く存在感を出してきた天秤座。12月22日からやってくる「風の時代」のスターターとして、一歩先に自由な生き方を周囲に示してきたのかもしれません。まわりはハラハラし通しでしたが、天秤座自身は「やりたいようにやるしかない」と覚悟を決めていたはず。12月に入ると、その勢いはますます増していき、新しいアイデアの提案、あるいは規制のシステムの破壊について先導していく天秤座も出てきそう。あまり急ぎ過ぎなくてもOK。今は、新しい時代の波に乗れないでいる年上世代に親切にして、株を上げておくといいかも。6月下旬から継続的に続いてきた対人関係のトラブル・同業のジェラシーなどは、2021年の1月6日で収束するので、それまでの我慢です。プライベートでの楽しいことで発散を。

ラッキー・クラシックはサン＝サーンスの「アルジェリア組曲」。

蠍座（10月24日～11月22日）

忍の一字で2020年のさまざまな課題をクリアしてきた蠍座。特に夏以降は、自分のキャパシティを超えるチャレンジを求められたり、今までやり遂げたことのない大仕事を任されたりと、肝をつぶしかけたこともあったかも知れません。「もうだめ」と思った瞬間に、炎の闘志が湧いたことは数え切れなかったと思います。その甲斐あって、12月以降の蠍座の運勢はうなぎのぼり。さらに華やかなメジャー・シーンに進出し、高い評価と報酬を得るチャンスが待ち構えています。大物のキー・パーソンから好かれるときなので、相手にもうまく自己アピールを。12月17日の土星移動、12月19日の木星移動、12月22日の木星・土星の大会合=グレート・コンジャンクションはすべて蠍座にとっての安息とプライベートのハウスで起こり、あなたの「揺るぎない居場所」が人生の礎となっていく。私生活も充実させ、仕事だけの殺伐とした人生にならないように。

ラッキー・クラシックはバッハ『クリスマス・オラトリオ』

射手座（11月23日～12月21日）

射手座の季節真っ最中。2020年はやや不完全燃焼気味だったあなたですが、最後の月はいろいろな望みが叶いやすく、自分だけでなく他人のことも幸福にしてあげられる時期です。12月15日の皆既日食をともなう新月は射手座で起こり、この新月には射手座のドラゴンテイルと呼ばれるポイントが関わっているため、射手座にとっては大きな意味を持ち、ドラマティックな逆転劇やライフスタイル上の大転換が起こりやすい時期と重なります。仕事を変えたい、住む場所をよくしたい……そういう願望が湧いたら、行動に移すことです。にっちもさっちもいかない状態だったら「すべて捨てて出て行く」という選択もあり。12月17日には土星が、12月19日には木星がコミュニケーションのハウスに移動すると、重々しかった世界は少しずつ「軽やかさ」を取り戻していきます。2020年12月22は木星・土星の大会合で、ここから200年規模で新しい生活様式が生まれていき、射手座の楽天性・創造性が大いなる指針となっていくのです。楽しみしかない2021年を心待ちに。

ラッキー・クラシックはブルックナー「交響曲第7番」。

山羊座（12月22日～1月19日）

ひとつの大きなサイクルを終え、自分に「おつかれさま」と「よく頑張ったね」のねぎらいの言葉をかけてあげたい季節です。この10年近く、山羊座はハードな運命の荒波にもまれ、試練に耐え続け、その過酷さはこの3年でますます重さを増しました。それが、12月17日の山羊座からの土星移動、12月19日の木星移動によって、スピーディに軽くなっていきます。あえて言うなら「頑張りたい・耐えたい」という習慣を「頑張ってやらない」こと。幸福になりたい、と思ったときに、何か大きな苦痛や犠牲を提供してから手に入れようとしないことです。年末から2021年にかけては「ますますラクをする」「ラクして得を取る」をスローガンに、紙に書いて貼るのもいいかも。後輩やアシスタントや弟子がいるのなら、彼らにも厳しくなり過ぎないことと、独立を望む人にはそれを認めてあげること。対人関係は「信頼」がキーワード。2021年はますます信用残高を増やしていって。
ラッキー・クラシックはショパン「4つのバラード」。

水瓶座（1月20日～2月18日）

ベンチウォーマーに徹したり、縁の下の力持ちに甘んじることが多かった2020年の水瓶座。つねに大局を見て動きたいあなたは「ここでせかせか働いても、どうしようもない」という達観とともに、今年という年を過ごしていました。12月に入ると、突然あなたが12星座で1番派手な「主役」となりますが、勘が鋭い水瓶座はだいぶ前からそれを予測していたかもしれません。220年ぶりの「風のサインでのグレート・コンジャンクション」と呼ばれる木星・土星の大会合は、12月22日に水瓶座で起こり、風の時代のスターターとして水瓶座はトレンドを牽引していきます。2020年は保守的な山羊座が強力な支配権を行使していましたから、何もかもがあなたと合っていなかったのです。仕事面では大いに活躍の場面が増えますが、ラッキー星・木星だけでなく試練の星・土星もあなたを監視しているため、油断は禁物。「最後まで手を抜かずきっちりとやる」精密さをつねに心がけて。対人関係は良好なムードに。新しい仲間は皆、ハイレベルで個性的な人々です。

ラッキー・クラシックはスクリャービンの「24の前奏曲」。

魚座（2月19日～3月20日）

2019年の活躍と比較するとやや「地味目」に感じられる2020年でしたが、それでも後半は逆境をはねのけて大きな達成を社会に見せることができた魚座です。柔軟性に富んだ性質をもつ魚座は、2020年から急に始まった「新しい生活様式」にもすぐに慣れ、そこで楽しんだり利益を集めたりする術を発明しました。2021年は、再び忙しい年になりそう。オタク的なライフスタイルが心地よかったとしても、そこからは少し離れなければならないよう。「限られた時間のなかで何かを作り上げる」能力が求められ、さまざまなシーンで大人としての対応を見せていくことになりそうです。多くの重要な天体が移動する12月、気を付けるべきは人間関係。ボーダーレス感覚が発達した魚座は、来るもの拒まずでみんなと友達になる習性がありますが、ある一定期間付き合ってみて「この関係はまずい」と気づく相手もいたはずです。しばらく距離を取る・思い切って別れてみる、などのアクションが厄落としになるかもしれません。クリスマスは平和なムード。神聖な場所を詣でるのもよいでしょう。

ラッキー・クラシックはプロコフィエフのバレエ音楽《放蕩息子》。