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2026.06.11
特集「楽器リスタート入門」

ピアノレッスンに親は付き添うべき? 教本「ピアチャレ」 シリーズ著者、山本美芽さんに聞く

ピアノのレッスンは、いつの時代も人気の習い事。でも、さまざまな理由でやめてしまった、挫折してしまったというケースも少なくありません。レッスンに通わせる保護者だって大変。親のほうが心が折れてしまうこともあります。
ONTOMOでは、一度やめてしまったピアノファンの子どもたちにも大人たちにも、また挑戦していただきたい! と思い、ピアノの先生の事情にも詳しく、ご自身もピアノ指導をされている山本美芽さんにお話をうかがいました。

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

ゲスト:山本美芽(「ピアチャレ」シリーズ著者)
参加者:和田響子(ONTOMO編集長)、川上哲朗(MC/編集部)

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今回は、ピアノレッスンにまつわる昨今気になる話題——前編では「ピアノレッスンに親は付き添うべき?」、後編では「譜読みができない悩みの解決方法」というテーマについて、人気急上昇中のピアノ教本『はじめてのピアチャレ』シリーズの著者、山本美芽さんに、現場の事情を詳しく紹介していただきます。

※本記事はポッドキャスト番組『ONTOMO Radio』で語られた内容を再構成しています。

山本美芽(やまもと・みめ)
音楽ライター、ピアノ教本研究家、ピアノ講師、ピアニスト。東京学芸大学教育学部音楽科卒業、同大学院教育学研究科音楽教育専攻修了。埼玉県の中学校(音楽)、養護学校教諭学校勤務を経て、1997年より音楽ライターとして執筆開始。ジャズ・フュージョン・ピアノ教育を軸に、国内外の音楽家数百人にインタビュー。ピアノ教本研究家として全国のピアノ講師が集う「山本美芽ライティング研究会」をfacebookで主宰。次世代のピアノ教育の在り方を研究し、著書多数。全国の楽器店でセミナーに登壇。導入教材「はじめてのピアチャレ」シリーズが大反響となり5冊を出版、続刊を刊行中。ピアノを故・多喜靖美氏、根津栄子氏、佐藤勝重氏に師事し、演奏活動も行っている。山本美芽オフィシャルサイト https://mimeyama.
jimdoweb.com/
©井村重人

ピアノの習い事、親はどの程度関わるべき?

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——以前、レッスンに付き添った親御さんがスマホをいじっていて、先生に怒られたという投稿がSNSで大きく話題になりました。

山本 私もその投稿を見ました。あの投稿を見ただけでは、どういう状況だったのか、ちょっとわからないのですが、先生と保護者の熱量のミスマッチかもしれませんね。

今の時代、ピアノのレッスンはカジュアル化していると言いますか、“大衆化”しています。昭和のピアノのレッスンは、『巨人の星』少年野球の監督のようなノリで、厳しかったんです。「できない人は早くやめてちょうだい」「練習してこない人は別に無理して続けなくてもいいから」と、練習しない子はやめていき、先生のやり方について行ける子どもが習っている状況でした。

先生方は、その厳しいところをくぐり抜けてきた。熱量が高かった方が、どちらかというと多いんです。今は少子化なので、そんな『巨人の星』みたいなことばかり言っていたら、業界は消滅してしまいますし、もっと裾野を広げようよ、というふうになってきています。けれども、気持ちが広がっていかないのですね、なかなか。

——怒ってしまう、注意する先生も、そういうのをくぐり抜けてきた世代だから、「昔だったらありえない」という気持ちがぐっと出てくると。

山本 先生も、「気軽に(ピアノを習いに)来てください」と口では言っていたのに、気持ちが切り替わらない。現場を見てみないと何とも言えないですが、「カジュアルなんでしょ」と思っている保護者と、「カジュアルにする」と言ったけれど気合いが入っていない生徒を見たらだんだんムッとしてしまう、イラッとしてしまう指導者、みたいな構図はあると思います。

ピアノのレッスンには親がついて行く?

和田 ピアノのレッスンに親がついて行くのはスタンダードなんでしょうか。

山本 特に決まりはないですし、年齢にもよるのですが、最初は付き添うことが多いと思います。

最近の傾向なんですが、先生方との間で「昔よりマイナス3歳ぐらいだと思っておくとちょうどいい」というのが合い言葉なんです。今の年長さんは昔の3歳ぐらいのことしかできないことが多くて。じっと座って話を聞くことができない。

親がいないと、寝っ転がっていたり、全然集中できなかったり、先生に言われたことがわからない場合もあるので、ある程度の年齢までは親がいたほうがいいかなと。

美芽先生の話を真剣に聞く、2人の息子をピアノのレッスンに通わせていたONTOMO編集長・和田(左)と、4歳からピアノのレッスンに通い始めるもピアノの椅子に座らず歌う子だったというMC・川上(中央)

山本 親が把握していないと、家に帰ってから何を練習するのか、子どもがまったく理解できていない。そういう問題があります。

ただ、レッスンに親御さんがついて来れば問題ないのかというと、お母さんのほうをちらちら見たり、下のお子さんを連れて来て全然集中できないこともある。先生には「(親御さんは)もう来ないでください」と言われるけれど、子どもには「嫌だ、来てほしい」と言われてもめるとか、それはそれで、いろいろなケースがあるんです。

だから、正解があるわけではない。子どもの様子を見ながら、集中できるように、みんなで一緒に考えるのがよいのだと思います

——どれぐらいの親御さんが、積極的に行きたいと言っていますか?

山本 幼稚園ぐらいだと「一緒に行きます」という方もいっぱいいます。特に、1人っ子や1人目のお子さんには、お母さんがしばらく一緒にいることも多いです。

正解がないのが難しいところなんです。子どもの気持ち的に親が必要という場合もあるし、実際に練習のためにサポートが必要という場合もあります。そこがクリアできているのであれば、むしろ付き添わなくてもいいかもしれません。

先生が親にサポートを仰ぐのはよくあること?

——先生が親御さんに協力してもらうことは普通のことでしょうか? 

山本 親御さんはレッスンの場にいなくてもよいですが、いろいろなサポートは必要だと思います。

たとえば、夏場に先生のお家にあがるのに、裸足で行ってしまうお子さんが最近多いんです。足のにおいが……という話もあります。「靴下を履いていきましょう」「靴下を替えて行きましょう」といったことも言いづらく、先生方も困っています。これは、親御さんのほうで気がついてほしいですね。「(先生の家に)入ったら靴をそろえましょう」といったことは先生も教えているけれど、お家でも教えてほしい。

挨拶に関しても、意外と苦手なんです。生徒には、「来たときに、こんにちはって言おうね」と。次の人とすれ違ったときには「さようなら」「バイバイ」と言ってほしいのですが、それがなかなか大変。

最近は、よそのお宅に靴を脱いであがるシチュエーション自体がほぼなくなっているので、保育園生活をしていると友達のうちに遊びに行くこともあまりありません。

和田 コロナ禍で一層なくなったんですよね。

——自分の家と他人の家、シチュエーションの切り替えができない、と。

山本 先生のお家の引き出しを開けたり、1階がレッスン室なのに2階にどんどん上がって行っちゃったり、冷蔵庫を開けられたという話もよく聞きますね。びっくりしてしまうのですが。

和田 先生は、ピアノを教える前段階で伝えなきゃいけないことがあるのですね。親が一緒にいれば、勝手な行動は、さすがに止めるでしょうということですね。

山本 止めてくれるといいのですが、親御さんがあまり気にしていない場合もあります。親御さんも裸足で来ていたり、冬にコートを着たまま家の中にあがってきたり。本当は靴下をはいて、上着は玄関で脱いでほしいのですが。靴を脱いでから、玄関の「たたき」、泥や砂のある土足のエリアを靴下のまま歩いてしまう生徒や保護者がいて困っている話もよく聞きます。

ただ、それは「知らない」からだと思うんですよ。お母さんたちも、初めての子育てでよくわからないし、経験していないこともたくさんあるから、ピアノのお稽古に来ながら、知らなかったことを覚えていけばいいと思うんです。よそのお宅に上がる際のマナーでも、ピアノのレッスンに通わせるまで気がつかない、直面しないシチュエーションがたくさんあるなと思います。

——冒頭で、スマホを触っているのを怒られたという話がありましたが、今や日常でスマホを使うのは一般的になっていますね。先生としては、怒るではなく「お子さんが弾いている間は、スマホを触らないで見ていてあげてください」という声がけが必要なのでしょうか。

山本 基本的に、小さな子が一生懸命あれこれチャレンジしているときは、親御さんには様子を見守ってほしい。ただ、年齢や状況によって、同席している親御さんがスマホを見ていることが必ずしも悪いとは思いません。ケースバイケースです。先生のほうも、「いまはお子さんのほうを見ていてあげていただけますか」と、やわらかく言えればよかったと思うんだけれど、親御さんはきつく言われたと感じた。言いにくいことを、冷静に、やんわりと伝えるのは難しいのです。

このSNSの投稿も男性のようでしたが、最近は、お父さんがレッスンに連れてくることが多いですね。

和田 休みの日は、お父さんが子どもを連れて外に出かけるのが割と一般的になっていると思います。その流れでピアノ教室に送りに行き、ついでにそこにいるのかな、と。

山本 レッスン時間の30分だと、どこかに行く、家に帰るにしても中途半端で、その場にいたほうがいいとなる場合もありますよね。見守りたいから、というわけでもなく同席しているのかもしれない。先生にしてみれば、子どもの様子を最初から最後までしっかりと見守ってほしい、でもお父さんにしてみたら「送り迎えという自分の役目は、無事に果たした」。だからホッとしてスマホを見ている……。このあたりの意識のギャップはあるかもしれませんね。

共働きの親は子どもをどうサポートする?

——昭和の時代は、お母さんが家にいて子どもの面倒を見ていましたが、今、共働きの家庭が多いなか、子どもをサポートする方法は変わっているんでしょうか。

山本 専業主婦のお母さんが多かった時代は、子どもは午後3時ぐらいに帰ってきて練習する時間があったんです。

今の時代、子どもが学童や保育園から帰ってくるのは、6時、早くても5時台。家に帰ってから寝るまでが戦場みたいになるんです。保護者はご飯を用意して食べさせて片づけて、お風呂の準備に洗濯物。「はやくしなさい」と怒ってばかりで、下のきょうだいが泣いていても構うこともできず殺伐としている、そういった状況下での練習であってもおかしくないんです。

さらに、ピアノの練習だけじゃなくて、学校の宿題もある。明日の用意もある。図工の授業で牛乳パックが必要だと言われて「えー!」と準備したりしていると、ピアノのことまで頭がまわらない日もあります。

和田 ピアノの発表会に行くと、幼稚園ママが多そうだなという空気感があって、保育園ママとしては子どもに対しても、先生に対してもずっと「ごめんなさい」って思って習わせていました。練習のサポートもほとんどできなかったですね。

「上達しなくてもいい」ぐらいのお稽古ごとの在り方って難しいのでしょうか。

山本 私は、息子に少年野球をやらせていたのですが、親が大変すぎて、続けられないというお家がどんどん増えてしまったんです。土日に当番があって、月1~2回ぐらい、朝から晩まで、冬でも夏でもずっと外にいなきゃいけない。車も出して……。 すごく貴重な経験ができて息子は成長しましたが、実際問題、共働きの親には厳しいですね。私は仕事で試合の応援に行けなかったり、当番をしていて自分が熱中症になってしまったり、さっぱり戦力になれず、みなさんに謝ってばかり。まわりに助けられてなんとか続けられましたが、ずっと申し訳ない気持ちでした。ただ、子どもに野球はやらせたいけれど、仕事があって当番ができないから参加は難しい、という保護者は少なくないようです。少子化もあると思いますが、私の地域ではチームの数は減少傾向にあります。

ピアノは個人プレーなので、先生や教室の体制など、もう少し変えられるところがあるのでは。今、先生たちも変わろうとしていると思います。

ただ、上達しなくても問題はないのですが、発表会の問題がある。発表会って、同じ学年の子どもたちで並べて弾かされるから、比較するつもりはなくても、日ごろの練習不足がはっきりとわかってしまいます。プレッシャーに感じても、おかしくない。

和田 うちは、小さいときはわからないので気にしていなくても、高学年では「俺、やばい」となりました。親としては「大丈夫、これで人生、決まらないから楽しんで」と思いますが。

練習に親が一緒にいなくても自分で伸ばしていくコツは?

——親が見られないがゆえに、ピアノを習わせることを断念するというケースもあります。練習を親が見ていないという状況で、子どもが自分で練習する、伸ばしていくコツはあるのでしょうか。

山本 「これさえやれば大丈夫」みたいなものはないのですが、まず先生や教室選びは大事。「自宅練習しないのはあり得ません」みたいなところに入ってしまうと、ちょっと無理があるかもしれません。熱心な生徒さんもいるけれど、「そこまでできなくても対応しますよ」というメニューを組んでくださる教室や先生を見つけるが大事だと思います。

InstagramなどSNSで発信されているのを見ると、なんとなく先生方の考えがわかると思うんですよ。あまりに合わない場合は、教室を変えるという手もあります。

——その先の人生まで続けていく習い事ですから、変に気を遣って、嫌なのに続けることはないですよね。お互いのために。

山本 好きな曲を見つけることも大事なんですよね。「これが好き」「これが弾きたい」があると、頑張れるんです。子どもだけだとなかなか見つからないので、一緒にテレビやYouTubeを観てあげて「こういう曲が好きなの?」と訊く。好きな曲を探すのは大変なので、親、先生、子どもの三者で探すのが理想だと思います。

そして、ほかの子と比べて、一喜一憂しない。これまでは、うまくなることが目的になっていましたが、今はシンプルに「やりたいからやる」でいい。気が向かないときがあっても「そんなに頑張らなくていい」にしないと嫌いになってしまうんです。ちょっと気が向かないときに、「そんなこと言ってないで、我慢して練習しなさい!」と言ってしまうと、「もうやりたくない~やめる~」となります。また気が向いたときに弾くくらいがいいと思います。

——先生がそれに付き合うのって、大変そうだなと思ってしまうのですが、どうなんでしょう。

山本 50、60人と教えている売れっ子の先生は、器が大きいんです。ピアノの先生方がよく使う「放牧」という言葉があるんですよ(一同爆笑)。私も、大人になってから放牧されていた時期があるんです。

——どういうことですか?!

山本 40代のはじめの頃、大人の生徒として、多喜靖美先生に弟子入りし直したのですが、ピアニストの卵とかアマチュアのコンクールで全国トップクラスの方がたくさんいるような教室でした。私は、子どもも小さくて、練習もできないので、とりあえず行っているけれど、あまり何もできない。でも、先生から「あなた、やる気ないから、もうちょっとちゃんとしなさい」みたいなことは一言も言われず、8年ぐらい放牧されていました。

発表会とか勉強するためのイベントとか、いろいろなご案内をたくさんいただくのですが、子どもが小さいので「これも行けません、あれも行けません」という自分が嫌になってしまって。周りの人が「あれも行けます、これも行けます」という中で、先生は「来られないなら、仕方がないわね。でも、レッスンに来るだけでも大丈夫よ」というスタンスで、見捨てるわけでもなく、さらっとお知らせだけはしてくださる。絶妙な距離感で放牧されていました。

その8年間で育てていただいたのですが、そのときは低空飛行以外のなにものでもなかった。売れている先生は放牧がうまいんです。 結果をすぐに求めるのはよくないですね。花が咲くタイミングは、人それぞれなので。

よくあるのは、小学3年生くらいでやめるというパターンです。先生からしたら「これからなのに」と思うんだけれど、そろそろ塾も忙しくなるし、ピアノが超うまいわけでもないしやめるって言われてしまう。そうならないようにするにはどうしたらいいかな、ということを考えています。

和田 うちの子どもたちに関しては、発表会の前でも練習に身が入らないので、もう無理かなと私が判断してしまった。そのときの発表会には出演しないで、その後も淡々と続ければよかったかなと思わなくもなかったのですが、その線引きが難しい。

山本 そんなにストレスを抱えて、無理に続けなきゃいけない理由も特にないと思います。気が向いたときに復活すればいいのではないでしょうか。

特に男子って、女子より幼い傾向があるので、中3~高1ぐらいにならないと、まともに話が通じないんだって、よく言われています。私には息子がいるんですが、中3か高1ぐらいになって突然ちゃんとしてきたんですよね。さらに高2~3ぐらいで急に大人っぽくなって、「どうしちゃったの……!」と驚きました。すごい勢いでつじつまがあったみたいで。

山本 息子が小学生のときは、とにかく心配だった。ピアノを地道に毎日練習するといった、一部のお利口な生徒たちを見ると「(うちの子と)違いすぎるんだけど……」と思って。

ピアノは、“コツコツ”ができないと目に見える上達って難しいんです。大人になると、そういう子たちもコツコツできたりするんですよね。私は割とそういうタイプで、この歳になって、コツコツができるようになったので、演奏しても昔よりまともにちゃんと形になる。そうしたら面白くなって、50代になってからコンクールとかリサイタルとか、鼻息荒くやってます。

でも、子どもの頃って、ちゃんと楽譜を読んで楽譜どおりに弾くとか、メトロノームをかけて練習するとか、部分練習をするとか、そういう面倒なのは嫌いで、全然うまくならないんですよ。

そういったことが子どものうちから苦にならないタイプもいますが、大きくならないとできないタイプもいる。なのに、小学3年生の時点で「うまくないからやめる」となってしまうと、それは判断が早いと思います。

生徒さんが多い教室は、グループレッスンにも力を入れていて、月に1~2回行っているようです。発表会では、いつものメンバーでアンサンブルする。中学生だけれど全員が続いている、そういう教室もあります。

子ども同士でわちゃわちゃしていると、盛り上がって楽しい。先生にとっては手間がかかるんですが、そのほうが子どもたちもやる気が出るし、力も伸びるんです。

子どもが「つまらない」を感じるとき

——ピアノを習い始めた子どもにとって「つまらない」という原因はどういうことだとお考えでしょうか。

山本 原因はいろいろだと思うのですが、私が研究した結論として、今の子どもは大人と一緒に歌を歌うことが少ないために、想像以上に音感が育っていないんです。育っていないところに、「あれやりなさい、これやりなさい」って言われても、まだ準備ができていないパターンがかなりあると思います。リズム感もまだ育っていないのに、「ちゃんとリズムを取りなさい」と言ってもできないのです。

「YouTubeを見せているから大丈夫です」と言われたりもします。YouTubeが悪いわけではないのですが、一緒に歌うという対話が必要なんですよね。いろいろやらせる前に、音楽的な栄養をいっぱいあげないといけない。

栄養が足りていないから、力がついてなくて、つまらないと思ってしまうのではないか。難しすぎて理解できない、ピンとこないものをいろいろと与えられても「?」となってしまう、という構図が考えられます。

ポッドキャストの視聴はこちら

後編は、譜読みができない悩みに対する解決方法について。お楽しみに!

山本美芽さん セミナー&コンサート情報
〔練習できる子〕を育てる 童謡による導入レッスン ~ 『ピアチャレ』 シリーズの使い方と目指すもの ~

日時:2026年6月26日(金)10:00~12:00
会場:愛知県犬山市 真和楽器
問合せ:真和楽器  TEL: 0568-62-2273

 

日時:2026年7月15日(水)10:30~12:30
会場:岐阜県高山市 コサカ楽器 カルパティオ店 2階
問合せ:コサカ楽器 カルパティオ店 TEL: 0577-33-1031

 

日時:2026年7月16日(木)10:30~12:30
会場:愛知県半田市 ピアノガーデンマツイシ
問合せ:ピアノガーデンマツイシ TEL: 0569-26-3330

山本美芽 トーク&コンサート Season 2

~グルーヴとハーモニーの美学
ピアノで辿るクラシックとジャズ、ポップスの境界線

[東京公演]
日時:2026年9月26日(土)16:30開場、17:00開演
会場:東京・渋谷ホール 
https://teket.jp/13478/69883

 

[名古屋公演]
日時:2026年10月11日(日)16:30開場、17:00開演
会場:愛知県・アーク栄サロンホール
https://teket.jp/13478/69884

 

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