青石ひかりの12星座☆音楽占い(9月)
青石ひかりが占う12星座占い。ラッキーミュージックを聴いて今月の運勢アップ♪
1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...
2018年9月1日~9月30日の運勢
牡羊座(3月21日~4月20日)
支配星・火星がスピードを取り戻し、原因不明の不調や無力感から脱皮できるとき。現状打破のために無理な変化を自分に課そうとしてきた牡羊座は、定番の路線に戻して正解です。「これまでやってきたこと」を大切にしていけば、夏の間停滞していたさまざまな流れもスムーズに切り替わっていくはず。キャリアや名誉にこだわりすぎていた人は、力を抜いて。火星がコミュニティのハウスに戻ってくる9/11以降、牡羊座の中で燃え盛っていた「トゥ・マッチな野望」も収まってきそうです。対人関係では、あなたの気持ちが根本的に変化するタイミング。心の奥では「自分が一番で、他の誰も認めたくない」と思っていた牡羊座も、謙虚で柔軟な心を持って相手を尊重できるようになる。春以降、心変わりして誰かを遠ざけてきた人も復縁という展開になりやすい。穏やかな気持ちを大切にするとすべてがうまくいく。
ラッキー・クラシックはドビュッシーの《ベルガマスク組曲》。
牡牛座(4月21日~5月21日)
前半はコンサバなムード。周囲から求められる役割に、あなた自身は少しばかり飽き飽きしているかも。革命の星・天王星は長期的に牡牛座で逆行し、「変わりたいのに変われない」自分自身に少しばかりいら立つこともありそう。太陽は9/21まで創造のハウスにいて、「心から好きなもの・熱中できるもの」に打ち込むことでメランコリーや閉塞感をやわらげてくれる。また、憧れの人や心ときめく相手があなたを変わらぬ日常から引き上げてくれることも。火星がキャリアのハウスに戻る9/11前後から、春から夏にかけてあなたがスタートさせようとしてきたことがスムーズに進み始める。「去年より格上の存在になっていたい」「納得するポジションにいたい」と願うあなたにとって、追い風が吹いてきます。金星は9/10から長期的に対人関係のハウスに入り、公私ともにベストなパートナーがあなたを助けてくれる。あなたより「大人っぽい」キャラクターの人物かも知れません。
ラッキー・クラシックはヴェルディ《レクイエム》。
双子座(5月22日~6月21日)
支配星・水星が9/6から「正しい」位置に。9月いっぱいはそこにいて、細々としたたくさんの課題をスピーディに片づけていけます。同時に、水星は安息のハウスで土星・天王星と調和するため、双子座のライフスタイル面で安定化がはかられたり、住居を所有することも。家族とのコミュニケーションが円滑になり、家族単位で行う様々なことが成功しやすいときです。また「すべてを話せる」信頼できる相談相手ができて、ずっと悩んでいたことを解決するヒントを得るのかも知れません。「秘密の」案件に関しても、すみやかに協力してくれるパートナーが現れそうです。前半はガチガチにコンサバな雰囲気の世の中ですが、太陽が風のサインの星座に入る9/22以降、だいぶあなたが発言しやすい状況が整ってきます。本領発揮はここからになりそう。
ラッキー・クラシックはモーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》。
蟹座(6月22日~7月23日)
白いイチゴは高級品ですが「イチゴは赤くなくちゃ。白いイチゴなんて不気味で美味しくなさそう!」と端から拒絶してしまうことが多い蟹座。その感性が「正しい」と世の中で受け入れられてきた流れがまもなく終了します。白いイチゴだけでなく、青いイチゴや金色のイチゴまで登場しそうな時代がまもなくやってきて、態度を変えないとあなたは「つまらない人」になってしまいます。コミュニティのハウスの天王星は逆行を続け、蟹座は自分と意見の合う仲間のみでネットワークを拡大していますが、逆に「仲良しで固めて自分を強化していく」というアプローチが、今後あまり有効でなくなってくる可能性が。金星は9/9に創造のハウスに入り、長期的にここにいるので、心を開いて勉強を続けていれば必ず新境地にたどり着けます。そうしたとき今までとは違う未来的な仲間が新しく出来る可能性が。それはあなたの宝物になるでしょう。
ラッキー・クラシックはマーラー《フリードリヒ・リュッケルトの詩による5つの歌曲》。
獅子座(7月24日~8月23日)
太陽に続いて、獅子座に長期滞在していた水星が9/6に乙女座に抜け、何もかもあなたの責任になっていたプレッシャーの大きな流れはいったん終了します。夏の間に心ゆくまでバカンスを楽しめなかった獅子座は、ゆっくりと休息をとるのにいいタイミングです。愛と豊かさの星・金星は9/9から安息のハウスに入り、獅子座にプライベート重視の過ごし方を提案してきます。「家族サービス」的なことも楽しくこなせるので、仕事は深入りせず、ル―ティンワークを淡々とこなす程度が◎。不安定な動きを続けていた火星は9/11から対人関係のハウスに復活するため、ここからは対立や対人トラブル、仲間割れに注意。7月下旬に対人関係で嫌な思いをした人は、同じパターンを繰り返さないように。合わない相手とは、本気で関わり合わないことです。
ラッキー・クラシックはR・シュトラウスの若書きの名曲《ヴァイオリン・ソナタ》。
乙女座(8月24日~9月22日)
乙女座の季節真っ盛り。太陽と寄り添うように9/6から乙女座の支配星・水星もあなたのハウスにいて、ダブルで応援をしてくれます。オリジナリティを発揮し、あなたの「マイ・ワールド」を世の中に打ち出していくタイミング。アイデアそのものを研ぎ澄ませていく力も素晴らしいときですが、それを広く拡散させていく「PR力」も今のあなたは抜きんでています。吉配置から乙女座を応援している土星は「これまでよりも長期的な計画性を持ち、刹那的にならないこと」をアドバイス。また、年齢よりも若く見られることを喜んでいる乙女座は、もっと貫禄をつけたほうが有利です。もう結構なベテランなのに軽く扱われる……という悩みを持つ人は、外見を若く保つより「風格を出す」「渋みを演出する」ことを心がけてみて。コンタクト使用の人は、眼鏡に変えてみるのも一案です。
ラッキー・クラシックはバッハの《イギリス組曲》。
天秤座(9月23日~10月23日)
2018年の天秤座のテーマは「本音」と「ディープな愛情関係」なのですが、支配星・金星があなたのところにとどまる9/9まで、夏からのドラマティックな流れはハイライトに。今まで耐えてきた「言いたいこと」を伝えたり、愛を告白したり、逆に不当な件についての告発を行なったりということも。金星が関わっているだけに、それらはすべて平和的解決をめざして進みます。愛ゆえ、守りたいものの存在ゆえに大胆な動きに出ていく天秤座も。確実に得たいものを勝ち取って。闘いの星・火星は9/11から創造のハウスに入り、仕事面で大きな達成を見せなければならない時期。漲るパワーで周囲を圧倒していきそう。まわりはまだまだ半分眠ったような状況ですが、あなたがインパクトのある仕事を見せることで、大いに揺さぶられるようです。秋以降の天秤座は尊敬の目で迎えられることになるでしょう。
ラッキー・クラシックはショーソンの《詩曲》。
蠍座(10月24日~11月22日)
コンサバムードのホロスコープの中にあって、木星の加護を得て輝く蠍座はかなり有利な切り札を持っています。他人の信頼を得たり、才能によって財を築いたり、ビジネス面では発展の連続。粘り強く諦めない蠍座のやり方が、さまざまな困難をバリバリ打ち破っていくでしょう。9/11に火星が安息のハウスに入ると、「ずっと力を合わせてやってきた仲間たち」と、少しばかり慎重にやっていく段階に。あなたとしてはチームを存続させていきたいけれど、中には独立を求めるメンバーも出てきそうな気配。相手の自由は認めてあげて。今いる仲間に対しては、家族のような手厚い対応をすること。力でものを言わせようとすると、大切なものが瓦解していきます。愛と財政の星・金星は9/9から蠍座に。カメレオンのように背景に溶け込むのではなく、周囲から浮くくらいの派手な存在感を演出するとうまくいきます。髪型を変えるのも◎。
ラッキー・クラシックはリストの《ピアノ協奏曲第1番》。
射手座(11月23日~12月21日)
支配星・木星のいる場所に9/9から金星がやってきて、豊かさや楽しさがいつもの何倍にも膨らんでいくシーズンがスタート。秋のレジャーはとにかく規模が大きくなりやすく、2、3人で計画していたことが、貸し切りバスを呼ぶようなスケールに拡大していくことも。仕事面でも、いきなりの大抜擢がありそうだけど、怖気づかないで引き受けて正解。「この先困ることがあっても。そのときに考えよう」というアバウトな心構えが吉と出る。9/11には火星も吉配置に返り咲き、戦闘能力が高まっていきます。射手座の「どうにかなるよ」という楽観主義が、知識とプライドだけで凝り固まったひ弱な敵を次々なぎ倒していくときです。対人面では、意思疎通がスムーズになり、1から詳しく説明しなくてもフィーリングでわかってもらえる。自分の利益だけでなく、相手の利益も考えてあげると妨害要素はゼロになります。
ラッキー・クラシックはベルリオーズ《幻想交響曲》。
山羊座(12月22日~1月19日)
山羊座に集中している「難易度の高い」星たちがギラギラと威力を発揮し、初夏から夏の終わりにかけて延々とあなたを迷わせていた状況から救ってくれます。必要以上の忍耐を強いられたり、生理的に不快な環境に耐えていた人は、「そこから抜け出したい!」という強い意志が生まれ、短期間に環境が変化していきそう。我慢強さが山羊座の長所ですが、火星が山羊座から抜ける9/11以降、「もっと快適な生き方がしたい」と思うように。あなたが全面的に責任を負わされていた件に関しても、役割分担を行うことでプレッシャーが軽減されていきます。「私が全部やらなければ」というこだわりは捨てて。愛の星・金星は9/9からコミュニティのハウスに。懐かしい友達があなたのもとを訪ねてきたり、一緒に秋のレジャーを楽しんだりするのかも。そこから広がっていくものは、予想外に大きいのです。
ラッキー・クラシックはプッチーニのオペラ《トスカ》。
水瓶座(1月20日~2月18日)
7月下旬から水瓶座での火星大接近や皆既月食などさまざまな「超現象」が水瓶座で起こったため、8月いっぱいもまるで苦境のドラマの中にいる主人公のようだった水瓶座も多いのでは? あなたが追い込まれたように感じているのは、支配星・天王星がつねに火星を妨害する位置についていたことと、火星そのものの動きが異常であったことなどがありますが、その影響の余韻は大きく、心身に疲れがたまっていることが予想されます。とにかくこの時期は「健康をキープすること」「バランスのとれた食べ物をとること」「ディープ・リラックスすること」を最優先に。回復は早いはずです。9/11には山羊座に戻っていた火星が再び水瓶座入りしますが、ここからの動きはノーマルなため、大きなトラブルはないでしょう。今後、あなたの評価を高めるためには、1にも2にも「トレーニング」。天性の才能に加えて、磨かれたテクニックを持っておくと無敵の存在になれます。
ラッキー・クラシックはパガニーニの《カプリース》。
魚座(2月19日~3月20日)
世の中の動きを淡々と観察しながら、今後の戦略を入念に立てていくときです。あなた自身の仕事は「ひと段落ついた」状況で、ほどよくリラックスしながらこの先の拡大・発展について考えていく段階に。金星は9/9から理想のハウスに入り、ここから新しいことをスタートさせるのにいいタイミング。今のビジネスを進化されていった先に、思いもよらなかった転身・転向が待ち受けているかもしれません。他人を疑いすぎず、かといって最初から無防備に信じすぎない姿勢が吉と出るはず。仲間の意見は、参考になるものだけをチョイスして。実際に、あなたの頭に浮かんだアイデアが真のベスト・アイデアなのです。キーワードは「理想とファンタジー」。それが達成されたときの幸福な気分をイメージしてみること。お金や権力とはあまり関係ないはずです。ライフスタイル面では、インテリアに凝ったり「小さくて愛らしいもの」を配置したりしてみて。
ラッキー・クラシックはフォーレ《組曲ドリー》。
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