創立44年 日本で一番歴史のある日本ピアノ調律・音楽学院は国家検定資格取得の最短近道
11月5日(火)発売書籍『音楽大学・高校学校案内2025』音楽学校特集では、多彩な特徴を持つ音楽学校を2校ご紹介しています。今回はそのなかから、日本でいちばん歴史のある調律学校 日本ピアノ調律・音楽学院をご紹介いたします。
音大ピアノ科卒業後は音楽出版関係の業務に携わり、いまは「ムジカノーヴァ」を中心にピアノ指導講座などを取材しレポートを書いている。社会人になって付いたあだ名は“カバ”。
充実したカリキュラムで、 資格取得を目指す
ピアノは構造が複雑なため特別な技術をもっている“ピアノ調律師”が音程や音色を調整している。その特別な技術を学ぶことができる日本でいちばん歴史のある調律学校が「日本ピアノ調律・音楽学院」だ。
学院長の斉藤成一郎氏はドイツの国家試験に合格後、「ドイツピアノマイスター」の資格を取得し、日本人唯一のスタインウェイ社正社員になった経歴の持ち主で、100周年を迎えるウイスタリアピアノ製作所代表者でもある。学院の教育方針はドイツ国立楽器専門学校の最新カリキュラムに基づいており、学生は国家検定資格「ピアノ調律技能士」の取得を目指す。
「ピアノ調律技能士(1級〜3級)の技能検定試験には学科と実技があり、学院では卒業までの2年間で『3級』『2級』取得を目指しています」と同学院事務局長の林康友先生。
そのための全日制・ピアノ調律科2年間のカリキュラムは実技がメイン。1年生はアップライトピアノを使い、入学直後から学生が5名ずつのグループで1台のアップライトピアノを分解し、そして元どおりに組み立て直すという。また技能検定試験でも使われる「アクションモデル」は学生が各自で製作する。
調律実技は個人レッスンで、早く上達したいと思う学生のために放課後や土日も自主練習をすることができる環境が整っている。
座学でも、「ピアノ楽器史」で作曲家と楽器の関係を、「調律理論」でショパンの時代の調律方法を学ぶなど、興味深い科目が並ぶ。
2年生になると同様の充実した内容をグランドピアノで応用して学び、卒業する。
一生使える資格とピアノの知識で就職も有利に
「ピアノの調律とは、自分でよくできたと満足するものではなく、演奏するピアニストが『良い調律だ』と感じられれば良いもの。そういう答えがないものに興味をもち、楽しみながら取り組んでいける人が、調律師に向いているのかと思います。また調律の資格は一生使えます。腕力は必要ありませんし、ブランクがあっても学んだ知識は古くなりません」と話す林先生。
調律の技術だけでなく、付加価値としてピアノそのものについても学べるので、就職ではとても有利になるそう。
無料調律体験を随時開催しており、個人のペースに合わせたレッスンの受け方も相談できるそうだ。調律を学び、聞こえる世界が変わる感動を体感しに行こう!
日本ピアノ調律・音楽学院
【☏TEL】フリーダイヤル:0120-410-115 FAX:03-6712-6190
【所在地】渋谷校 〒150-0011 東京都渋谷区東3-22-14 グランファースト恵比寿(旧渋谷松原ビル)2 F
湘南大和駅前校 〒242-0021 神奈川県大和市中央1-1-16
【アクセス】渋谷校 JR山手線(JR埼京線)・東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩4分、東急東横線代官山駅より徒歩7分、JR渋谷駅南口より徒歩15 分
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