反田恭平が横浜みなとみらいホール「プロデューサー in レジデンス」に就任

10月29日にリニューアルオープンし、豪華出演者による記念コンサートが華々しく展開されている横浜みなとみらいホール。

2021 年度より、国内外で活躍する演奏家をプロデューサーに迎える「プロデューサー in レジデンス」事業をスタートさせ、演奏家が企画制作からホールと連携することで、音楽ファンの心に残る企画性の高い演奏会を実現、さらには様々なスタイルで音楽を楽しむことができるようになった社会で演奏家自身のプロデュース力の向上を目指す。

その第 2 代プロデューサーとして、 2021 年のショパン国際ピアノコンクールで日本人として半世紀ぶりの第 2 位を獲得し、今後も国際的な活躍が期待される反田恭平が来年度から就任することが発表された。

この「プロデューサー in レジデンス」には、国内外から高い評価を受ける日本人ソリストが就任し、任期は2年間。反田恭平は「横浜みなとみらいホール プロデューサー」として、2023 年 4 月から2025 年 3 月まで任務にあたる。

プロデュース内容は、

 ① 横浜みなとみらいホール 25 周年記念事業（2024 年 3 月中旬開催予定）

 ② オーケストラ公演や室内楽公演の企画

 ③ 事業計画の策定や広報への取り組み

ほかを予定。

なお、初代プロデューサーの藤木大地は 2023 年 8 月まで任期を務め、2023 年 7 月末に反田恭平との共演企画も計画中だ。

クラシック音楽界に風穴を開けるような新たな試みに次々とチャレンジし、常に台風の目のような存在の反田恭平が、プロデューサーとしてどのような手腕を発揮してくれるのか、期待は高まるばかりだ。