3月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

今後、長期間にわたるあなたの未来を暗示するような出来事が頻発する一か月です。望むものに対して「手に入れたい」と思う気持ちが強まる一方、そこに至るまでには今の荷物をたくさん捨てなければならない、という現実にも気づくことが多いでしょう。新しい情報やツールも手に入るときなので、古いスペックのものはどんどん処分していきましょう。大きな変化は土星移動の3月7日から連続的に起こってきますが、占星術の元旦である春分の日（3月21日）と、その翌日の牡羊座新月のあたりは、よりあなたにとって強力な精神面での変化が起こりそうです。周囲の動きに翻弄されてきた人は、より「自分自身」に集中していくことになりそう。あなたの本質は楽観であり、苦痛よりも歓喜を選ぶということです。重すぎる義務や負担は、あなたが思うほど感謝されない時代に変わってきています。自分の歴史は自分で作る、といった気概を持ってみて。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム：　ユロフスキー指揮ロンドン・フィル『チャイコフスキー：マンフレッド交響曲』

大きな節目となる一か月です。特に3月7日以降は、あなたの星座にある天王星と長期間にわたって反目の配置をとっていた土星が星座を移動するため「深刻な対立・トラブル」がこの先どんどん、なくなっていくことが予想されます。平和と豊かさを愛する牡牛座のネイチャーが、周囲に癒しを与えていく流れに。あなた自身の仕事や人間関係においては、「厳しい条件付けをしない」「基礎にこだわりすぎない」ということを念頭において。例外やエキセントリックなものに対して、アレルギー反応を見せてしまうタイプの人は、特に自分の許容量を拡大していくトレーニングを。小さな世界で、ちまちまとまとまってしまっては、芽を出したいと思っている可能性も消されてしまいます。あなたが受けてきた躾、親や恩師の言葉が「檻（ケージ）」を作っていないか、自分で吟味してみて。3月21日の春分の日は、自分自身に対する「期待」を大きく持って。「どうせ自分はこの程度だ」と思ってしまうと、つまらない日常が続いていきます。そして3月24日は15年ぶりに冥王星が動く運命の日。大胆なイメチェンも大吉と出る「節目」です。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム： 　フランチェスカッティが弾く『シベリウス：ヴァイオリン協奏曲』

あなたの「楽しみたい！」「はずむような人生送りたい！」という本能が許されるシーズン。この3月は特に「重い鎧を脱ぎ捨てる」という感覚が強くなる、脱皮のタイミングとなるでしょう。半年以上続いた火星の滞在も終了し、ここからは余計なトラブルや重圧に煩わされることもなくなってきます。長年苦痛とともにこなしてきた義務に関しても、そろそろ終わりが見えてくるでしょう。そのことで、あなたは健康になり、軽やかになり、今よりも魅力的な存在になっていくはずです。双子座の本質である「コミュニケートしたい」という欲も、爆発しそう。人を誘って遊んだり宴会を催したり、ということも自由になってくる時期。なにかの節目を祝うパーティでは、新しい出会いもあります。3月21日の春分の日は占星術の元旦で、この日は双子座の「他人の意識を読む力」が最大になります。直観で「そうか」と感じたことは、だいたい当たっていると認識して。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム：　マリア・ジョアン・ピリスが弾く『シューベルト：即興曲集』

3月はすべての星座が大きな変革・変容を経験する季節となりますが、蟹座にとってはより大きなインパクトと衝撃を感じる月になるかもしれません。3月7日には本能のハウスに2年間滞在していた土星が、旅と理想のハウスに入り、3月24日には対人関係のハウスに15年もいた冥王星が、秘密と再生のハウスに移動します。10年単位でキープしてきた「人付き合い」のスタイルが、ここに来て不安定なものになりやすく、自分の在り方を見直すことが求められるかもしれません。蟹座は「共感」を大切にする星座で、相手のことをケアしたいという気持ちが強くなりすぎると、向こうはあなたに対して防御的になることがあります。情緒的なものをともなうコミュニケーションに関しては「愛情を注ぎたいと思うあまり、相手の負担にならないよう」気を付けて。また、一人の相手に期待をかけすぎると、失望しやすいという傾向も出てきます。いずれにしても、人間関係に関しては軽やかさを心がけて。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム：　ユジャ・ワンがショパンやスクリャービン、リストをとり上げた『ソナタ&エチュード』

元気いっぱいの季節ですが、例年より内省的になることも多く、本能のままに動くことにブレーキをかけてしまうかもしれません。それでも、3月7日に約2年にわたってあなたの対人関係に問題を引き起こしてきた土星が移動すると、コミュニケーションと愛情面に関しては、だいぶスムーズになってきます。あなたにとって愛は大切なもので、それ以外の義務や恐れから何かを選択してきた人は、過去を悔やむことがあるかも。少なくとも、ここから先は間違わないように。もっと絆を強くしたい、と思う相手に対しては積極的に出てOK。あなたが無邪気であればあるほど、ストレートに気持ちは伝わります。思い・願いの強さが武器に。3月21日の春分の日は「これからもっとテレパシーを使っていこう」と思う、切り替えのタイミングになるかも。そのものズバリ、の言葉や行動は取り返しのつかないダメージを及ぼすことにもなりかねません。繊細なやり取り、心を汲んだ優しさを心がけて。そして3月24日は15年ぶりの冥王星の移動。獅子座にとっては対人関係とパートナーシップのハウスに入ります。ここから愛情面に関しては、強烈なインパクトをともなう事件が多発しそう。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム：　ジャン・フルネ指揮『ショーソン：交響曲』

「すべての苦しみを捨てて」……これが2023年3月の乙女座のキーワード。積年の我慢と忍耐が限界を迎えるタイミングで、時代の急激な変化とともに「本当にこんな人生でいいの？」という、あなたの心の声も大きくなるときです。自分の本音からこれ以上逃げられない、ということを自覚することになるかも。あなたが「巻き込まれてきた」仕事や人間関係を振り返り、今後の幸せのために断ち切ったほうがいいものは断ち切る方向で進めて。非常に慎重な乙女座ですが、苦痛に感じることはひとつずつ人生から切り離していったほうがよいのです。以前はそれができなかった人も、3月は不思議な大胆さでできる月です。3月21日の「占星術の元旦」である春分の日は、あなたの価値観に大きな変化が起こりそう。恐れを抱いて現実を整えるより先に、自分のイメージや願望を強化したほうが、最善の結果に近づけるようになります。子ども時代からの強力な思い込みからも脱皮して。翌日3月22日は秘密と本能のハウスでの新月、そして3月24日は義務のハウスに冥王星が入ります。3月下旬は「何が起こっても不思議ではない」とき。迷いなく望むものに向かって。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム：　オーマンディ指揮フィラデルフィア管『ラフマニノフ：交響曲第2番』

外の世界に対して、頑なで「突っ張った」態度を取り続けてきた天秤座は、ようやく素直でエレガントな自分自身に戻っていけるとき。クリエイティブのハウスに滞在していた土星は3月7日に移動し、あなたのチャーミングなキャラクターや才能が蘇ります。周囲の動きもあなたの意志とシンクロして、活躍の場を次々と与えてくれそう。無理をする必要はないけれど、ドラマティックな演出をプラスするのはおすすめ。3月21日の春分の日は、欲しいものを自力で取りにいく覚悟が決まってきそう。どちらかというと「受け身」で幸運を呼び寄せたいあなただけど、ここからは主体的に働きかけていったほうが話は早いです。3月22日は対人関係のハウスで新月となり、創造的な出会いと、人によっては別れの日に。そして3月24日に冥王星が15年ぶりにシフトすると、あなたにとってもっともやりがいのあるワクワクした時代が到来します。誰にも気を使わないで。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム：　テンシュテット指揮ロンドン・フィル『マーラー：交響曲第8番《千人の交響曲》』

ドラマティック。あなたの支配星である冥王星が15年ぶりにシフトするこの3月は、これまでの長期的な価値観やライフスタイルが変わるタイミングで、中には付き合う人や親しい人との関係まで変化がみられるかもしれません。古い絆や、慣れ親しんだものに愛着を抱く蠍座ですが、相手の欠点や延々と治らない悪癖に対して「これ以上は許しません」という気持ちになりそう。周囲から見て「驚きの展開」を見せていく人も。どちらにも決められず、毎日が船酔い、という状態になる人もいるでしょう。大局的に見ると、2023年という年があなたにとって「落ち着くことが難しい」年なので、大いに迷いつつ自分にとってベターな選択をしていってください。これまでの経験で「こんなことを繰り返していってもいいことは起こらない」という道は、充分わかっているはずです。3月24日は、冥王星シフトの日で、目からウロコの出来事があるかも。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム：　ブーレーズ指揮クリーヴランド管『ストラヴィンスキー：ペトルーシュカ／春の祭典』

祝福とリラックスの月。あなたの直観とポジティブ思考が最大限にプラスに働き、主張強めで迷いなく進んでいけるときです。無言のプレッシャーや妨害的な勢力も消え、「自由のままに、どうぞ」と道を譲られることが多くなりそう。ライフスタイル・哲学ともに、「自分をすり減らす」要素は迷いなく除外していって。3月7日に土星がコミュニケーションのハウスから安息のハウスに移動すると、あなたにとってプライベートの充実が最大の課題に。日々の暮らしを快適に、かつ喜びをもって過ごせるように、無駄を省いて合理的に組み立てていって。仕事や人生全般について「理想を諦める」ということもストップ。ここからどんどんイメージ力が現実と直結していきます。最初は光が見えづらくても、臆せず自分が選んだ道を進んでいって。3月24日は15年ぶりに星座間を動いた冥王星がコミュニケーションのハウスに。運命をともにする仲間が現れ、最も大切な友人が人生のパートナーになっていく兆し。対話の時間をたくさん持って。「安心」も重要なキーワード。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム：　ワシリー・ペトレンコ指揮オスロ・フィル『リムスキー＝コルサコフ：スペイン奇想曲』

山羊座の人生の中で、長い時間を俯瞰してみたときに「非常に印象的」といえる一か月です。あなたの星座に2008年1月に冥王星が入り、2023年3月24日に15年ぶりに隣の水瓶座に抜けていきます。あなたの今までのジェットコースターのような人生を振り返って「おつかれさま」と、自分自身をねぎらいましょう。季節の変わり目に入り、あなたの精神や肉体にも大きな変化が訪れてきます。苦痛を通じて成功を呼び寄せてきた人は、そのプロセスが消えていくかも。もっと人に助けを求め、自己犠牲を減らしていくことです。あなたが過去15年にわたって手に入れたものは、このさき素晴らしい成長を見せ、恩返しという形であなたを喜ばせてくれます。支配星・土星は3月7日に交流のハウスに移動。友人関係は本質的な関係に絞られる段階へ。不要な社交費は、別の「楽しめるもの」に使いましょう。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム：  ラトル指揮バーミンガム市交響楽団『ラヴェル：ダフニスとクロエ』

過去2年間の重圧と試練の季節が終わり、3月7日からは晴れやかなムード。土星がお隣の魚座に去ることで、本格的に軽やかで自由なムードが水瓶座に到来します。3月は重要な天体の動きが多く、全星座が程度の違いこそあれ「激動期」に入っていますが、水瓶座にとっては「よいことばかりが到来する」素晴らしい季節になりそう。3月24日には冥王星があなたのもとに入り、2043年まであなたはドラマティックな破壊と再生の人生を送りますが、どんなときも喜びに溢れ、起こったことの重要な意味を見出すことができるでしょう。今月は不要なものを捨て、人間関係もドライに見直して。あなたの負担が大きい関係は、そろそろ限界が見えてくるかも。友人関係は、ビジネス的な利益をもたらしてくれる縁が長続きし、そのことがきっかけでお互いに尊重し合えるはず。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム： リパッティが弾く『バッハ：パルティータ1番　ほか』

3月7日に29年ぶりに試練の星・土星が魚座に到来。29年前に物心がついていた人は、ここから約2年間は、当時のような整理整頓が行なわれるのだとイメージして。広がりすぎたものを縮小したり、アマチュア的な志向をプロ寄りにしたり、専門性を高めたり、ということが求められてきます。時間を大切に使い、自分のライフスタイルに規律を作ることが必要になってきそう。約束を守る、気まぐれを起こさない、人間関係の依存を克服する……気を付けなければならないことはたくさんありますが、あなたらしい柔軟なセンスは大切にキープして。社会の常識に反したことは、即チェックが入ってしまうときなので、くだらないと思うルールでも建前だけは守っておくこと。言葉のトラブルにも警戒することです。ここから2年間は「成長痛をともなう大幅な成長の時」でもあります。師匠について専門的な技術をマスターするのも◎。そこで、あなたのセンスも浮上します。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム：　バリトンのブリン・ターフェルが歌う『ドリームス・アンド・ソングス』