7月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

エネルギーが上昇しているのと同時に、他人との煩わしい付き合いからは距離を置きたい「一匹オオカミモード」が続いています。ひとつの技術をマスターしたり、作品を完成させたり……ということに没頭していたい牡羊座。それが他人から評価されてもされなくても、あなた自身の「やり切った」という到達感が必要なのです。

7月6日は安息のハウスで新月。これからの生き方や、具体的なライフスタイルの組み立て方などを考えるタイミング。自由を優先するのなら、そのポリシーを貫いて◎。支配星・火星が吉配置に移動する7月21日以降、友人と語り合う時間が作れるかも。交流をもつことで世界が広がります。7月21日は今年2度目の「キャリアと重責のハウスでの満月」（前回は6月22日）が起こり、仕事に関してひとつの「区切り」のタイミング。今所属している組織やグループの先行きが不安定なら、サバイバル戦略に出て正解です。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム：　ダニエル・ロザコヴィッチが弾く『バッハ：ヴァイオリン・コンチェルト1番&2番、パルティータ第2番』

夏のバカンスは前倒しにして正解。情熱の星・火星が牡牛座を通過する7月20日までは、仕事もレジャーもプラン通りに進むパワフルな期間。これまで頑張ってきた牡牛座なら、リラックス期間に充てて楽しみたいもの。7月6日は交流と教育のハウスで新月。今、仕事で「情報」を集めることが重要な牡牛座は、もっと合理的に有利なデータを集める手段がありそうです。何かをマスターする方法も、ストレスの少ないメソッドに乗り換えてみては？ 気分もリフレッシュされ、学習効率も上がりそう。オン・オフのメリハリをつけることで、ふさぎがちだった心にも明るさが戻ってきます。

支配星・金星は7月12日から安息のハウスに入り、家族や親しい人とのコミュニケーションが円滑に。7月21日は今年2度目の旅のハウスでの満月。あなたが得てきた「高度な学び」を、人生や仕事に活かしていく道が開けてきそう。そしてこの日から、火星があなたの星座から抜けて双子座に移ります。余計な力が抜けて、リラックスした日常が戻ってくるでしょう。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム： メゾ・ソプラノ、エリーナ・ガランチャの魅力を集めた『ベル・カント』

5月下旬から始まっている「双子座フェス」は、まだまだ続きます。7月前半は9月4日まではノンストップで大滑走。あなたの活動領域が広がるほど人気運も上昇し、双子座の放つメッセージは広く拡散されていくでしょう。大きな判断をするときは、情報を集めすぎず、直観で「点と点を結びつける」ということをやってみると、正解に辿り着くはず。キーワードは「楽しさ」と「未来的」。

一種のカリスマ性を発揮するときなので、今までのあなたなら物怖じしてしまいそうなオファーも受けて立って。また「そんなチープな企画でいいの？」と少し心配になるようなオファーの中にも、あなたの魅力が発揮できるものが潜んでいます。高級かキッチュか、ということが従来とは違った序列になっていることもこの時期の特徴です。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム：ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィル『ベルリオーズ：幻想交響曲』

7月11日まで金星が蟹座にいて、この期間は人気者シーズンに。あなたの「難しいことを簡単に説明できる」「マークにしたりスローガンにしたりできる」才能が支持を得て、とりあえずここ数年で築いた地位や財産はキープできそう。長期的に見ると、対人関係のハウスの冥王星がシフトしているため、過去とは方針を変えていくべきなのですが、今年中はリサーチ期間に充てるのもありです。大人相手に子どもっぽい語彙で説明をすると、相手は軽んじられたと誤解するので、「大人には大人の説明を」を肝に銘じて。

7月6日は蟹座で新月。自己のあり方やライフスタイルについて「無駄をどんどん捨てていく」ことを決意する日にしたいもの。あなたの才能は多才ですが、重要度が低いものはアピールする回数を少なくしたほうが迫力が出るでしょう。7月23日には太陽がお隣の獅子座に抜け、平常モードで基盤を固めていく段階へ。仲良しだけで結論を出さず、異質なタイプの「識者」にも相談をしてみると◎。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム：ラフマニノフの自作自演による『ピアノ協奏曲第4番』

あなたの好きな夏本番がやってきました。自然と早起きになり、一日の始まりから音楽をかけたり近所を散歩したりと、自由で快適な暮らしを楽しむことができそう。手作りの朝ごはんで優雅に食卓を飾るのもよいでしょう。イメージは「王者の朝食」。7月3日から水星が、7月12日から金星が獅子座入りし、頭の中は「この夏をどう楽しむか」でいっぱいになりそう。今の段階で、殺風景なオフィスでの仕事のことで頭がいっぱいなら、不幸な獅子座としか言いようがありません。まずは理想の人生をイメージし、人生の味気なさを現実のせいにしないこと。あなたが飛び立てる素地は十分に用意されています。

7月23日に太陽が獅子座入りすると、誰もがあなたをつかまえることが難しくなってきます。鉄砲玉のように動き回るあなたは、つねにお祭りの中心にして、自分の熱感覚を楽しんでいることでしょう。アシスタントを増やすなどして、ワンオペではできなかった規模の企画にもトライしてみては。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム：バーンスタインがニューヨーク・フィルハーモニックを指揮する『ストラヴィンスキー：春の祭典（53年録音）／火の鳥』

夏の暑さとともに仕事運が上昇してきています。あなたがこつこつと積み重ねてきた実績プラス、器用な人脈作りが功を奏したようです。大きな舞台に出てスポットライトを浴びるシーンが増えますが、まだ一人前にはカウントされていないことが多く、あくまで「お試し」の舞台と認識して。いろいろなところを見られていると自覚して、「自分は本気で実力を高めようとしている」という気迫を見せていくこと。基本的には気に入られているので、未熟なところがあっても真剣さがあれば首はつながるでしょう。

7月21日は6月22日にあった満月と同じく、あなたにとって自己表現と創造のハウスで起こります。この満月が示すのは、「芸風」や「キャラクター」「仕事ぶり」に関して、そろそろ新しいことを打ち出していく必要があるというサインです。子どもはなにをやっても可愛いものですが、大人ともなれば「いい加減それは飽きたよ」と言われることも。ここからアイデアを増やし、自分一人で行き詰まったらスーパーバイザーや「作家」の力を借りて強引に進化していきましょう。金運は驚くほど上昇中。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム： シュナイダーハンが弾く『メンデルスゾーン／ブルッフ：ヴァイオリン協奏曲』

せわしなく動き回って、環境の不備を修正していく1か月間。細かいところまで目を配り、あなたの愛に溢れたリーダーシップが完璧に遂行されていく下地を作っていくときです。物事の中心にいるのは天秤座で、キャスティングをしたり、降板させたりするのもあなたの役目です。ある意味、憎まれ役を買って出なければならないときですが、成果が出たときに誰よりも評価され、感謝されるのはあなたなのです。

7月12日以降は早くも夏休みムードが押し寄せてきて、仕事は巻き巻きモードで終わらせていくことになるかも。旅のハウスで火星と木星が重なる7月後半ほど、あなたにとって旅立ちにふさわしいタイミングはありません。ビジネスをミックスさせても、レジャーに特化しても、どちらも充実した旅になるでしょう。「旅もあくまで日常」といった平常心が、周囲から尊敬の目で見られる今期のあなたです。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム：ノエル・エディソン指揮エローラ・フェスティバル・シンガーズによる『プーランク：ミサ曲ト長調　ほか』

多忙シーズン。仕事が難航し、ルーティンワークも滞り気味になるかもしれません。一気に進む日もあれば、まったくやる気の出ない日もあり、あなた自身がムラのある自分の仕事ぶりに呆れてしまいそう。一日のタイムスケジュールを厳しく組んで事務的にこなしていけば、月末にはほっとできる日々が訪れるでしょう。完璧さには少しばかり妥協して、7割くらいの出来栄えでも満足したほうが◎。

先輩や偉大な恩師から仕事上の精神性を継承してきた人は「今の時代、100%は活かされない」と気づかされるタイミング。テクノロジーの驚異的な発展によって、変更すべき点も出てきています。変わらないのは、人に対する思いやりやいたわりの心。「ひたすら勝つべし」といった教えは、この先トラブルの種になりやすいかもしれません。プライベートでは、隠れ家スポットでの夕涼みディナーが楽しめそう。賑やかな繁華街より、「知る人ぞ知る」のレアな立地のレストランが◎。また「船の上での宴会」にも味わい深い娯楽性がありそう。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム：　ヤーノシュ・シュタルケルがソロを弾くスラットキン指揮『ドヴォルザーク&バルトーク:チェロ協奏曲』

射手座の評価が爆上がりしていくタイミングです。2020年頃から続く「射手座パージ」とも呼ぶべきおかしな状況は完全に去り、かつてあなたに無礼な態度をとった人は現場には残っていないか、あなた自身が快適な環境に自分を置いているはずです。長期的な活動が高く評価され、過去に難しいことを言われた仕事についても、新しい評価が与えられそう。あなたは時代の先を行きすぎていたのです。予想しない下剋上によって、大きな組織のリーダーを務めることになる射手座も。これはあなたの予想を超えた出来事なので、最初は戸惑いしかないかもしれませんが、いざ大役を継承してみると「なかなかしっくりくる」という感覚を得るはずです。過去のあなたの献身を皆は知っているので、突然の出世劇にもジェラシーを向けてくる人はいないでしょう。

プライベートでは、エキゾティックな旅に心ひかれそう。ほぼ無人の絶景スポットや砂漠、ピラミッド、世界遺産のある場所が、射手座の魂の故郷です。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム：名匠トスカニーニが振る『グローフェ：グランド・キャニオン組曲』

先月6月22日の満月は山羊座で起こり、1か月後の7月21日にふたたび山羊座で満月となります。あなたの星座で繰り返し起こる満月は、山羊座が象意としてもつ「国家」「法律」「規律」「管理」といったものが、以前の効力を失っていくことを暗示しています。個人レベルに紐づけると、あなたが「曲げたくない」と思っていたことが簡単に壊されたり、「絶対に見捨てない」と愛情をこめて育てていた後輩や弟子が、「別の人の世話になる！」「独立して一人でやっていく！」と半ば家出の状態であなたから離れていくことがあるかもしれません。それに対しては、自由を認めてあげたほうが◎。9月から11月まで、彼らはふたたびあなたを必要とします。社員や子どものしつけに関しては、厳しさも必要ですが「彼らの世代のセンスやデリカシー」も考慮する必要が。

あなた自身の金運は上昇中。欲しいものを買ったり、リゾート地に滞在したり、修理が必要なものを修理したり、暮らしと仕事のクオリティを上げて。山羊座自身が「わがままになる」時間も必要です。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム： ベルトラン・ド・ビリー指揮のデュカスのオペラ『アリアーヌと青ひげ』

水瓶座で逆行中の冥王星は、7月19日以降「水瓶座0度」というポイントまで戻り、しばらくこの度数で止まったように見えます。今年に入って大きく動きかけたことが、いったん停止したり、勢いを失ってしまう感じがあるかもしれません。水面下では「風の時代」は到来していますが、あなたが期待していた新しい流れが本格的にやってくるのは11月以降になりそう。

でも、がっかりしなくて大丈夫。今期、プライベートではたくさんの朗報があり、火星が「遊び」のハウスに入る7月21日以降は素晴らしい夏休みがやってきそうです。本格的にバカンスのプランを立て、いったん仕事をクローズしてみては？ それが難しくても、「目に見えるガチガチの現実」から一人離脱して、別の次元に行くことは今のあなたに必要。長い休みが取れない水瓶座は、週末を利用した国内旅行がおすすめです。キーワードは「養生」。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム： アルゲリッチが弾く『バッハ:ピアノ曲集』

月の前半と後半では雰囲気が変わります。前半は、友人と過ごす「遊び」の時間が楽しく、旅行をしたりライヴやコンサートに出かけたりと、賑やかなムード。あなたが幹事役となってビアパーティを開いたり、アートや学びをテーマにしたミーティングを開くのもよいでしょう。7月6日はレジャーと自己表現のハウスで新月となり、あなたの中で「新しいものを創作したい」というパッションが生まれるタイミング。長く続けてきたスタイルから、最新のスタイルにイメージチェンジするのもいいでしょう。

7月12日以降、少しずつ仕事モードに。夏休みまでにあと少しばかり、こなさなければならない課題が浮上しそうです。魚座の活力はアップしているので、メリハリをつけて取り組んで。ダラダラやるより、集中力を研ぎ澄ませること。健康面では、やや感受性が過敏になりやすく、特に7月21日以降は不眠や鬱に悩まされる可能性も。ハーブやヨガの助けを借りて、必要なら薬も処方してもらうこと。合理的に動いて。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム：ボッテジーニ作曲『コントラバス協奏曲』