イベント
2020.09.26
桒田萌の関西MUSIC DAYS no.07

作曲家・西村朗のいずみホール音楽講座 「ベートーヴェンの独創性」に迫る

桒田萌
桒田萌 音楽ライター

1997年大阪生まれの編集者/ライター。 夕陽丘高校音楽科ピアノ専攻、京都市立芸術大学音楽学専攻を卒業。在学中にクラシック音楽ジャンルで取材・執筆を開始。現在は企業オ...

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生誕250周年を迎えるベートーヴェン。クラシックを愛好していれば、必然的に彼の音楽は耳にするだろう。もはや音楽ファンでなくとも、ただテレビをつけているだけで作品が耳に入るくらいだから、ベートーヴェンを避けて「MUSIC DAYS」を過ごすことはできない。

新型コロナウイルスの影響で演奏会の数が減ったとはいえ、今年はベートーヴェンに関連する演奏会がたくさんある。
すでにこの世を去って200年近く経っているのに、これだけもてはやされている彼に思いを馳せてみる。これだけ愛されるベートーヴェンの魅力って、一体何だろう(今さら野暮な疑問かもしれないけれど…… )。せっかくだから、すっかり耳に馴染んだベートーヴェンサウンドの魅力を再確認してみたい。

2020年11月11日、住友生命いずみホール(大阪)で、「住友生命いずみホール音楽講座 作曲家・西村朗が案内するクラシック音楽の愉しみ方Ⅺ 珠玉のベートーヴェン~極めつきの名作にみる独創性」が開催される。
同ホールのレジデント・オーケストラのいずみシンフォニエッタ大阪の音楽監督であり、作曲家の西村朗が講師を務める人気講座。独奏作品から室内楽まで、同団メンバーの演奏とともにベートーヴェンの世界を堪能できる。

西村朗 ⓒ東京オペラシティ・撮影:大窪道治
ヴァイオリン: 高木和弘
ヴァイオリン:佐藤一紀
ヴィオラ:馬渕昌子
チェロ:丸山泰雄
ピアノ:碇山典子 ⓒLOODY

何度も聴いたことのある作品でも、真髄を突き詰めるとそこには光る独創性がある。もしかすると、私たちが見えているベートーヴェンは、まだまだ「原石」に過ぎないのかもしれない。作曲家視点の鋭い解説と、関西きっての名手による演奏で、さらに輝きを見つけてみよう。

イベント情報
住友生命いずみホール音楽講座 作曲家・西村朗が案内するクラシック音楽の愉しみ方Ⅺ 珠玉のベートーヴェン~極めつきの名作にみる独創性

日時: 2020年11月11日(水) 19時00分開演

会場: 住友生命いずみホール

プログラム

ピアノ・ソナタ 第 1 番 ヘ短調 op.2-1
ピアノ・ソナタ第 32 番 ハ短調 op.111
弦楽四重奏曲 第 7 番 ヘ長調 op.59-1《ラズモフスキー第1》 より
弦楽四重奏曲第10 番 変ホ長調op.74 《ハープ》より
ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 op.47《クロイツェル》より
バガテル《エリーゼのために》、《トルコ行進曲》 ほか

料金:全席均一 500円

桒田萌
桒田萌 音楽ライター

1997年大阪生まれの編集者/ライター。 夕陽丘高校音楽科ピアノ専攻、京都市立芸術大学音楽学専攻を卒業。在学中にクラシック音楽ジャンルで取材・執筆を開始。現在は企業オ...

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