
「クラシック音楽への招待〜子どものための音楽体験3つのとびら〜」でクラシックデビュー!

9月19日(土)、歴史ある庭園の緑と文化に包まれたホテル椿山荘東京で、「クラシック音楽への招待~子どものための音楽体験3つのとびら~」が開催されます。
音楽の大切な3つの要素「リズム・メロディー・ハーモニー」についてワークショップや動画鑑賞、クイズ、生演奏を通して楽しく学び、ワークショップ後はホテル椿山荘東京シェフが手がける秋の味覚たっぷりの洋食ビュッフェを味わう、子どもも大人も五感が満たされる体験型イベントです。
今回のワークショップで講師を務める、クラシック音楽ファシリテーター 飯田有抄さんに、イベントの見どころ・聴きどころを伺いました。

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...
誰もが素敵な音楽の入り口へ
——「クラシック音楽への招待〜子どものための音楽体験3つのとびら〜」では、どのような音楽体験への3つのとびらを用意されているのでしょうか?
また、その3つを選ばれた理由・意図をお聞かせください。
飯田 このイベントでは、お子さまにクラシック音楽に親しんでもらうために、「リズム」「メロディー」「ハーモニー」という、3つのとびらをご用意しました。この3つは、音楽の骨格を形づくる大切な要素です。それぞれのとびらを開いていき、音楽がどんな材料からできているのかを知る、楽しい冒険に出かけます。オーケストラの録音に触れたり、ピアニストの生演奏を聴きながら、みんなで手拍子をしてみたり、口ずさんでみたり、和音の響きに耳を澄ませたりするだけで、誰もが素敵な音楽の入り口に立てると思います。
クラシック音楽ははじめてのお子さま、あまり耳馴染みはないかもというご家族の方にも、安心して踏み出していただけます。また、お子さまの自由な発想を膨らませてもらえる、楽しいクイズコーナーも準備しています!

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。音楽専門誌、書籍、公演プログラム等に執筆・翻訳、市民講座講師、音楽イベントのナビゲーター等を行う。著書に「クラシック音楽への招待 子どものための50のとびら」、「クラシック音楽への招待 子どものための40の楽曲たち」「ブルクミュラー25の不思議」「さぁはじめよう! オーディオのある暮らし」(以上、音楽之友社)、「ようこそ!トイピアノの世界へ〜世界のトイピアノ入門ガイドブック」(カワイ出版)、オーディオブック「だれなにクラシック」(全26巻)等がある。公益財団法人福田靖子賞基金理事。
ホテル椿山荘東京「目白の森芸術祭クリスマスファミリーコンサート」ガイドブック解説を2024年より担当。
——ワークショップ中にたのしむ音楽や、ピアニスト 西本夏生さんが演奏される曲の、注目ポイントや聴きどころを教えてください。
飯田 「リズム」のとびらでは、凛々しい行進曲や優雅なワルツ、少し珍しい拍子の曲など、いろいろなリズムを体で感じていただきます。拍やリズムによって、曲の素敵さやおもしろさが、まったく違うことに気づいていただけるはずです。
「メロディー」のとびらでは、きっと誰もが耳にしたことのあるドヴォルザークの名旋律が登場します。また、ラフマニノフのようなメロディー・メーカーが、多くの人の心を震わせる美しいメロディーを生み出すために、どんな工夫をしてきたのか、そのヒミツもさぐります。
「ハーモニー」のとびらでは、ショパンやバッハなど、和音の響きそのものが主役になる曲を取り上げます。同じメロディーに違うハーモニーを重ねると、曲の雰囲気がガラリと変わる驚きを、実際に耳で確かめていただく場面もご用意しています。
ピアニスト 西本夏生さんの演奏を通じて、素敵なメロディーやハーモニーの響きもたっぷり味わってもらいます。シャンソン歌手への敬愛がこめられたプーランクの小粋なメロディーの曲や、ふわふわとした浮遊感のあるハーモニーが素敵なドビュッシーの作品、クラシックの響きにミックスされた、ジャズのリズムやハーモニーも味わえるガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」(ピアノ独奏版)などを演奏してもらいます。

クラシックの伝統を基盤に、現代的なリズム感とラテン的な色彩を併せ持つ演奏スタイルを特徴とするピアニスト。ニコライ・カプースチンより2つのデュオ作品の献呈を受け、また、スペイン人作曲家パスカル・ヒメノ作品の普及にも尽力し、第一人者として活動。日本での演奏活動に加え、PMF(日本)、Piano Pic(仏)、World Music Connecti-on Festival(西)などの音楽祭に出演するなど、国内外にてソロから室内楽まで幅広く活動している。一方で、YouTube配信「アミーゴな夜」などをSNSを通じて新しい形のクラシック体験を届けることにも力を注ぎ、クラシックを愛する人も、初めて出会う人も、“アミーゴ”として心地よくつながれる音楽活動を目指している。
早稲田大学卒。東京芸大大学院、ESMUC・CSMC(スペイン)にて修士課程修了。
——ご参加者さまにご著書『クラシック音楽への招待〜子どものための50のとびら〜』がプレゼントされます。リアルな音楽体験として3つのとびらを体感した後、ご著書の活用方法や他のとびらへ向かうアドバイスがありましたら教えてください。
飯田 当日のイベントでは、本でご紹介する「50のとびら」のうち、ほんの3つ(本の第4章にあたります)を、実際に耳と体で味わっていただきます。ご自宅に帰られてから本を開くと、「そうだったのか!」と、いろんな発見があるかもしれません。まずはイベントで触れた「リズム」「メロディー」「ハーモニー」のページから読み返していただくのもおすすめです。
もちろん、目次を眺めて気になったページから読んでいただいて大丈夫です。オーケストラで活躍するさまざまな楽器のこと、ベートーヴェンやショパンといった作曲家たちの物語、バロック時代や古典派といった時代へのタイムスリップ、音楽が盛んなウィーンやパリといった都市への旅など、とびらはさまざまな方向に開いています。1つの話題が見開き2ページにおさまっていますので、そのときの興味に素直によりそって、自由に開いて読んでいただけたらと思います。
——芸術の秋にホテル椿山荘東京で過ごす貴重なイベントにご参加くださるお子さま、ご家族さま、それぞれに向けて、たのしむコツやメッセージをお願いします。
飯田 クラシック音楽というと、静かに座って「正しく」聴かなければいけない、と身構えてしまう方も多いかもしれません。でも、この日はぜひ、体を揺らしたり、手拍子をしたり、感じたままに反応していただきたいです。音楽に「正解」はありません。ワクワクするリズム、うっとりするメロディーなどに心が弾んだら、それが音楽とのステキな出会いなのです。
そしてなにより、ご家族で過ごす時間そのものが、この日のいちばんの贈り物になると思います。芸術の秋、ホテル椿山荘東京の美味しいお料理や素晴らしい庭園のお散歩とともに、音楽とゆっくり仲良くなるひとときをお過ごしください。



2026年9月15日(火)~2026年11月9日(月)
手が届きそうなほど間近に迫る満月と雲海の織りなす幻想風景が、秋の一夜を彩ります。東京で最も近くに月を眺める特別なお月見体験で、五感が喜ぶ一日の締めくくりを。
日時:2026年9月19日(土)
■第一部
受付/10:30
体験教室/11:00~12:30(90分)
食事/ 12:30~14:00(90分)
■第二部
受付/15:00
体験教室/15:30~17:00(90分)
食事/17:00~18:30(90分)
会場:ホテル椿山荘東京内 ホテル棟1階 「ボールルーム」
鑑賞曲:チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》から〈花のワルツ〉、ドビュッシー:《ベルガマスク組曲》から〈前奏曲〉、ほか
出演:
クラシック音楽ファシリテーター:飯田有抄
ピアノ:西本夏生
料金:大人(中学生以上)11,000円、小学生6,000円、幼児(3歳~未就学児)4,100円
【ONTOMO読者優待料金】
大人(中学生以上)10,670円、小学生5,820円、幼児(3歳~未就学児)3,977円
参加特典:書籍『クラシック音楽への招待~子どものための50のとびら~』(飯田有抄 著/音楽之友社)を記念にプレゼント!(1組1冊)
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