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2021.09.01
青石ひかりの12星座☆音楽占い2021

9月の運勢&ラッキーミュージック☆青石ひかりのマンスリー星座占い

青石ひかりが占う12星座占い。2021年9月の運勢は? 今月、じっくり聴きたい「おすすめのラッキー・アルバム」もご紹介!

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青石ひかり
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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

イラスト:イシバシミキコ

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2021年9月1日~9月30日の運勢

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牡羊座(3月21日~4月20日)

今いる職場・生活・環境のすべてに「なんとなく窮屈な感じ」を感じるかもしれません。自分の才能を使いこなせていない感覚にとらわれ、目の前の細かいことに気が散りがちになるかも。世の中のトレンドは、あなたの意向とは逆に進んでいるようなのですが、あなた自身はそれに気を取られず、自分の内側に規律をもって進んでいくとよいでしょう。「すべてを捨ててしまえ」という極端なアドバイスには従わなくてOK。直観は大切ですが、あなたにも守るものはあるはずです。築こうとして、なかなか積みあがっていかないのは、集中力が足りていないからかも。9月7日の新月は、生活や「学び」に、システマティックな習慣づけを行なっていく日。基本的な整理整頓を軽んじないで。シンプル志向でひとつのことに集中していったとき、あなたの本領発揮が望めるでしょう。

今月の牡羊座におすすめのラッキー・アルバム:ヤン・リシエツキ(ピアノ)の新作『ショパン:夜想曲全集』

牡牛座(4月21日~5月21日)

月前半は安泰。昔ながらの世界と無事につながって「焦る必要なんかない」と安心していられるのですが、支配星・金星が対抗宮に入る9月11日頃から、ふたたび落ち着かないムードになってきそうです。あなたは「今は冒険できない時期」と世の中の流れを見て思っているかもしれませんが、もう動いている人は動いているし、冒険もスタートできるのです。牡牛座の道徳観と、ある種の保守主義が、「動けない」と強い暗示をかけているのかも知れませんが、たくさんの抜け道や近道があります。もっともっと情報を集めるべきです。また、何かをアピールしたり、売り込んだりするときは「思い切りよく」を心がけて。「どうせダメ」という気持ちは、相手にすぐに伝わります。粘り強さよりも軽快さ、シリアスよりユーモアを心がけて、あなたが「売りたい」ものを宣伝して。9月7日の新月は創造のハウスで起こり、職場などでは立ち位置を変えられる日に。不利な立場にいるのなら、この日は名誉挽回のチャンスです。

今月の牡牛座におすすめのラッキー・アルバム:カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィル『ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番』

双子座(5月22日~6月21日)

キーワードは「愛」。今年に入ってから、人を思いやったり、強く出ずにあえて譲歩したり、ということを意識的にやってきた双子座は多いかもしれません。理屈っぽいキャラがマイルドになり、「角を立てずにやり抜く」ことが上手になったあなた。夏あたりから、その方針が対人関係に、劇的な好転をもたらしている様子。支配星・水星が長期的にラッキーな配置にあることもあり、双子座の言動は、人生のポジティブな変化と結びつきやすくなっています。愛情面では、思いがけない進展と、その先にある成就を経験するでしょう。あなたはもっともっとシンプルになり、余計な理屈を捨て、譲歩する知性を持つことができるはずです。敵対関係が、ある瞬間に協調関係に転じることもありそう。これ以上のバトルは不毛であり、徹底した「Win&Win」関係に持ち込んだほうが得なのです。愛と調和はまた、双子座に「豊かさ」も運んでくるでしょう。

今月の双子座におすすめのラッキー・アルバム:インバル指揮フランクフルト放送交響楽団『マーラー:交響曲第9番』

蟹座(6月22日~7月23日)

内面の疲れが出やすい季節で、その原因はあなたの「調和しすぎる心」にあるようです。矛盾しているようですが、「助け合うために、先に相手に親切に振る舞う」というあなたのやり方は、2021年9月にはかなり効率が悪いものになっています。風の時代になり、個々の精神は「インディペンデント=独立性」を強く意識するようになっていますが、蟹座のあなたは「つながって、守られたい」という意識が強すぎるかも知れません。そのせいで「愛やチャンスを与えたのに裏切られた」「期待をかけていたのに逃げられた」という気持ちになりやすくなっています。放っておく、不安を見せない、自分のことだけに熱中する……ということを心がけてみてください。「親心ゆえの根回し」みたいなものも、少し前なら美談ですが、今は状況によってはアウトです。単独で出世を望む人は、大いに突き進んで。でも、人脈を過剰に意識しないほうがベター。

今月の蟹座におすすめのラッキー・アルバム:クライスラー自作自演『愛の喜び&愛の悲しみ』

獅子座(7月24日~8月23日)

「猫かぶりをやめて、再び暴走をはじめる」9月の獅子座。周囲の様子を見て、何事も慎重さをもって対処してきたここ数か月のあなたでしたが、「もっと別のルートがあるはず」「自分の欲求を殺さなくてもいいかも」と、動き出すことになりそう。自分にとって何が幸福なのか分からなくなっていた人も、カンが鋭くなっているので大丈夫です。抱え込み過ぎたものを捨て、つながり過ぎた人を断ち切って、シンプルなエゴを活かすこと。今月は、主役志向を突き進めつつ、まわりを味方につけることも可能です。「獅子座のサポートをし、幸せな顔を見ることが生きがい」という人もいるはずです。準備段階でストレスが多すぎることは、途中放棄してOK。我慢は禁物です。集中力をもって楽しみながら続けられることのみ、やってみて。対人関係は、細かいことにイライラせず、他人の欠点を見逃してあげることで進展する。金銭面では、新しい収入源がもたらされる月です。

今月の獅子座におすすめのラッキー・アルバム:上野星矢(フルート)『テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲』

乙女座(8月24日~9月22日)

「まだ先」と計画を立ててきたことを、前倒しにしてやっていく9月になりそう。9月7日の新月はあなたの星座で起こり、価値観やライフスタイル、将来設計に至るまでさまざまな変更とリセットが行なわれそうなのです。古い縁がきっぱり切れたり、独立精神をもって進んでいかなくてはならないことも。9月7日前後は、後から振り返って結構すごい「チェンジ」が起こるかも知れません。あなたがこの先発展していくためには、今の危ういバランスを変えていった方がいいのです。9月16日には乙女座にいた火星が抜けるため、次第にリラックスしたムードに。月後半は、色々なことを軌道に乗せ「新しい基盤を作る」ことを心がけてみて。土壌が違うところに来た途端、あっという間に芽が出て花が咲くかも知れません。コミュニケーション面では、出会いと別れの季節。9月21日は対人関係のハウスで満月となり、重荷になっている「あの人」と距離をおく日に。

今月のあなたにおすすめのラッキー・アルバム:フォーレ四重奏団『フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番、第2番』

天秤座(9月23日~10月23日)

不安や迷いを抱えつつも、我が道を突き進んでいく今月の天秤座。恐らく今のあなたには「引き返せない道」というものがあるのでしょう。今年に入ってから、予想外の相手と縁を切ったり、トラブルを起こしたりした人もいたかもしれません。風の時代に入り、天秤座のピュアネスがどんどん「譲歩できないもの」になっているため、あなたと約束を守らなかったり、正義から外れたことをやったりしている相手に対しては、シャッターを降ろしてしまうしかないのです。優しい金星は、ホームである天秤座に9月10日までいますが、9月16日には険しい火星が天秤座に入り、あなたは一層好戦的になり「負けたくない」という気持ちを高めていくかもしれません。ここから2年くらいかけて完成していく「大きな仕事」をスタートさせていくタイミングでもあります。9月21日の満月は、義務とルーティンのハウスで起こり、くどい習慣や不摂生は「限界に達する」とき。ありきたりの言葉ですが、健康第一を心得て。

今月の天秤座におすすめのラッキーアルバム:イーヴォ・ポゴレリッチ『ラフマニノフ/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集』

蠍座(10月24日~11月22日)

一山超えたばかりの蠍座ですが、9月11日に金星があなたのもとに入ると、ふたたびスポットライトを浴びる日々がやってきます。疲れはたまっていますが、人から求められると、ついつい献身的になってしまうかもしれません。完璧な自分であろうとせず、「自然体のままでいい」と言い聞かせてゆるっと過ごして。季節の移り変わりとともに、一緒に組んで活動するメンバーにも変化が起こりやすいタイミング。9月から関わる相手は、最初のうち「心が読みづらい」タイプかもしれません。コミュニケーションが円滑に進まなくても、最初からあきらめずに根強く距離を縮めていって。共通の知人の話題が、一気にほころびを作ってくれるかも。9月中旬以降は、蠍座の金星と牡牛座の天王星がハードな配置に。女性は思い切ったイメチェンが吉と出る。蠍座のイメチェンは思い切りが肝心なので、ヘアカットやヘアカラーで印象を変えてみて。男性もコンタクトレンズから眼鏡に変えてみるなど、試みを。

今月の蠍座におすすめのラッキー・アルバム:小澤征爾指揮ボストン交響楽団『レスピーギ:ローマ三部作他』

射手座(11月23日~12月21日)

多忙な日々で、外目には快活に動いているように見えますが、精神的には積もり積もったストレスがたまっていて、「なんとなく、冴えない」と思ってしまう日も少なくないでしょう。多くの射手座は、10月に「2021年のベスト3に入るハイライト・ゾーン」に入っていくはずなのですが、「今の自分にできるだろうか」という不安も頭をよぎりやすいとき。やたらと、周囲の人々ばかりがキラキラして見えますが、あなたには時間をかけて作り上げた「埋蔵金」があります。いざというときに掘り起こして見たら、宝物は記憶していた数よりずっと多くなっているかもしれません。9月はとりあえず無理をせず淡々と働き、間もなくやってくるハイライトシーズンに備えておいて。真夜中に凝ったお菓子を作る、編み物をする(男女ともに)、憑かれたように楽器の練習をする、など趣味に燃えるのはお勧め。

今月の射手座におすすめのラッキー・アルバム:プレヴィン指揮ウィーン・フィル『メンデルスゾーン:劇音楽《真夏の夜の夢》』

山羊座(12月22日~1月19日)

仕事はおおむね順調ですが、心には隙間風が吹きやすい季節。とにかく「一心不乱」に走りづけてきたこの10年間と、2021年の世の中の状況が違い過ぎることにめまいを感じている山羊座もいるでしょう。やりかけたアドバイザー役、教育役も、心の中では「どう進めたらいいかわからない」と思っているかもしれません。あなたより若い世代は、あなたにとってとても眩しく見えるはず。そして確かに、彼らなりの聡明さで物事を理解し、判断しています。上の立場から厳しいことを支持するよりも、彼らにフィットしたアドバイスを新しく考えた方がいいようです。意外にも、あなたにはそれができるのです。9月21日の満月は山羊座にとってコミュニケーションのハウスで起こり、あなたにとっての本当の親友が分かる日に。まだ若い人でも、この先の人生であなたによい影響を与え続けてくれる人かも知れません。年下世代にはよくしておきましょう。

今月の山羊座におすすめのラッキー・アルバム: マリア・カラス、プレートル指揮『ビゼー:《カルメン》』

水瓶座(1月20日~2月18日)

支配星・天王星が、水瓶座を通過中の土星とともに逆行しながら反目の角度をキープ。何度も繰り返される「周囲の無理解」というパターンにうんざりしつつ、ある程度「世間と自分」を切り離して考えられるようになりそうな9月です。9月7日の新月は神秘と遺産のハウスで起こり、自分の先祖や遠いルーツからインスピレーションを得る特別な日に。身近な親戚で、既に亡くなった人の「知らなかったエピソード」に感動することがあるかもしれません。あなた自身が、自分の意志だけでなく、何か大きな運命をもってこの世界にいることを実感するでしょう。せまいビニールプールの中で場所取り争いをするような状況にいたとしたら、そこからは速攻で抜け出すべき。9月21日は所有のハウスで満月。次々と現れる「欲しいもの」を手に入れてきたあなたですが、そのパターンにもはっきりと「飽き」を感じることになりそう。宝物は、すべてあなたの心の中にあります。

今月の水瓶座におすすめのラッキーアルバム:マリス・ヤンソンス『バイエルン放送響ラスト・コンサート』

魚座(2月19日~3月20日)

9月7日の新月はあなたにとって対人関係のハウスで起こり、仕事相手や生活をともにするパートナーとの関係性が新たになるタイミング。関わり方を刷新することもあれば、距離をとって様子を見ることもあるかもしれません。本音を隠したままのストレス関係は、この先とても苦しいことになってきそう。あなたの星座には「まやかしの星」海王星が逆行していますから、物事が本質に達するのを止めているのは、あなたの方かも。ある程度、正直に心の内を明かしていかないと、いつまでたっても消化不良のままです。知性の星・水星は長期的に神秘のハウスにいて、理詰めで何かを証明しようとしても、なかなかうまくいかないはず。抽象的なことも、シンプルな言葉に翻訳して伝える工夫を。オタク的にならないことです。9月21日は魚座で満月。あなたの中で「満了」となるテーマがあるでしょう。卒業のタイミングです。

今月の魚座におすすめのラッキーアルバム:パッパーノ指揮『プッチーニ:三部作』

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青石ひかり 西洋占星術研究家

1994年から女性誌・一般誌を中心に占い原稿を寄稿。アーティスト、ミュージシャン、演奏家のホロスコープを診断した連載も『STUDIO VOICE』等カルチャー誌に執筆...

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