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2026.05.18

エリザベート王妃国際音楽コンクール、北村陽がファイナル進出! 25日〜30日に開催

ONTOMO編集部
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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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開催中のエリザベート王妃国際音楽コンクールのセミファイナルが終了し、12名のファイナリスト24名が発表され、日本からは北村陽が進出を決めた。ファイナルは5月25日から30日に開催される。

ファイナリストは以下の通り。

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エリザベート王妃国際音楽コンクール2026ファイナリスト

Andrew Ilhoon Byun カナダ、1998
Clara Dietlin フランス、2001
Tae-Yeon Kim 韓国、2006
北村 陽 日本、2004
Leland Ko アメリカ/カナダ、1998
Álvaro Lozano Cames スペイン、2006
Lionel Martin ドイツ、2003
Krzysztof Michalski ポーランド、2003
Dilshod Narzillaev ウズベキスタン、1997
Ettore Pagano イタリア、2003
Ivan Sendetsky ロシア、1996
Maria Zaitseva ロシア、2001

ファイナルでは、アントニー・ヘルムス指揮、ベルギー国立管弦楽団との共演により、出場者たちが選んだ協奏曲に加え、今回のチェロ部門ファイナルのためにFang Manが書き下ろした新作課題曲《Four Odes to the Tidings of Flowers》の世界初演に挑む。

インタビューで審査委員長のジル・ルデュール氏が語ったように、コンテスタントは「ラ・シャペル(エリザベート王妃音楽礼拝堂)」に入り、外部との接触は制限された中でこの課題曲に取り込み、さらに、審査員も初日のファイナルの審査が始まる30分前になって初めて楽譜を目にすることになる。

ベルギーの公共放送によるライブ配信

ライブ配信はベルギーの公共放送 VRTRTBF により、世界最高水準の音と映像が届けられる。協奏曲の演奏はすべて、10台のカメラによる高度な撮影体制で収録される。最前列にはリモートカメラが設置されるため、チェリストの演奏を間近に捉える。

さらに、経験豊富なディレクターの指揮のもと、すべてのカットがオーケストラの総譜に基づいて綿密に設計。これにより、音楽のあらゆるニュアンスが視覚的にも正確に表現されるよう工夫されている。

ファイナルの演奏順

5月25日(月)20:15〜(日本時間26日3:15〜)

  • Maria Zaitseva

     ディティユー:《遥かなる遠い国へ》
  • Lionel Martin

     ドヴォルザーク:チェロ協奏曲第2番 ロ短調 Op.104

5月26日(火)20:15〜

  • 北村陽

     プロコフィエフ:交響的協奏曲 Op.125
  • Ivan Sendetsky

     ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107

5月27日(水)20:15〜

  • Ettore Pagano

     プロコフィエフ:交響的協奏曲 Op.125
  • Clara Dietlin

     プロコフィエフ:交響的協奏曲 Op.125

5月28日(木)20:15〜

  • Dilshod Narzillaev

     ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107
  • Álvaro Lozano Cames

     ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107

5月29日(金)20:15〜

  • Leland Ko

     バーバー:チェロ協奏曲 イ短調 Op.22
  • Krzysztof Michalski

     ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107

5月30日(土)20:15〜

  • Andrew Ilhoon Byun

     ディティユー:《遥かなる遠い国へ》
  • Tae-Yeon Kim

     ルストワフスキ:チェロ協奏曲

日本人出場者のプロフィール

2004年生まれ。2024年エネスク国際コンクール・チェロ部門で日本人初優勝、同年カザルス国際賞第1位、23年ブラームス国際コンクール第1位。英国の弦楽器専門誌『The Strad』にて「卓越した音楽的才能の持ち主」と評される。日本音楽コンクール第1位および増沢賞など5つの賞を受賞。22年ハチャトゥリャン国際コンクール第2位、17年若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで満場一致の優勝。9歳でオーケストラと初共演、11歳でサントリーホールデビュー。 世界的マエストロのマンフレート・ホーネック、セバスティアン・ヴァイグレ、ジョヴァンニ・アントニーニ、小林研一郎、井上道義、高関健、大友直人、藤岡幸夫、山田和樹など、国内外を代表する指揮者および楽団と多数共演。第52回江副記念リクルート財団奨学生。現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースで堤剛、ベルリン芸術大学でイェンス=ペーター・マインツに師事。これまでに山崎伸子、室内楽を磯村和英に師事。25年より庄司紗矢香率いる室内楽グループ「新ダヴィッド同盟」の新メンバーとして加入。齋藤秀雄メモリアル基金賞、出光音楽賞、ジャン=ニコラ・フィルメニッヒ賞、ホテルオークラ音楽賞、服部真二音楽賞受賞。使用楽器は上野製薬株式会社より1668年製カッシーニ、弓は住野泰士コレクションよりペルソワを貸与されている。
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