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2025.12.08
名曲解説100
30秒でわかるモーツァルト:歌劇《魔笛》序曲

モーツァルト:歌劇《魔笛》序曲について30秒で丸わかり♪
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~91)が死の年に作曲した《魔笛》は、ウィーン郊外の劇場で公演を行なっていた劇団の座長シカネーダーの台本によるジングシュピール(台詞入りのドイツ語オペラ)で、死の年に書かれ、初演はモーツァルト自身が指揮をとり、大成功を収めました。その後彼は健康を害し、結局初演から2カ月あまり後に世を去ることになるのですが、病床においても彼は作品中の一節を口ずさむなど、このオペラをこよなく愛していたようです。
内容的には高僧ザラストロに象徴される善の世界と夜の女王の支配する悪の世界の対立、宗教的な精神世界と民衆的な俗世界、男と女の愛と試練などをテーマとした作品で、特にザラストロの世界はモーツァルトも会員であった秘密結社フリーメイスンの思想と関わりがあるといわれています。
序曲は規模が大きく、最初にザラストロの世界を示すファンファーレによって開始される深遠な序奏が置かれています。主部はソナタ形式をとり、対位法的な書法を生かした力強い音楽が発展、展開部に入るところでオペラの第2幕でのザラストロ率いる僧たちの会議の場面でのファンファーレ(冒頭の和音に関連)が引用されます。
モーツァルト:歌劇《魔笛》序曲
作曲年:1791年
演奏時間:約7分
編成:フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、弦5部
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