佐渡裕が率いるシエナ・ウインド・オーケストラ、産学官の連携でさらにユニークな企画を展開中！

シエナ　1990年に結成されたプロフェッショナルのウインド・オーケストラ。現在、文京シビックホールを拠点に演奏活動をしており、定期演奏会のほか全国各地での音楽祭やイベントへの参加、音楽鑑賞教室などの青少年育成事業への出演、管楽器の特色を生かした多様なアンサンブルユニットによるコンサートや管打楽器クリニックなどを積極的に展開。日本を代表するウインド・オーケストラとして、また国内吹奏楽愛好家の先頭に立つフラッグシップオーケストラとして、高い人気を誇っています。

2002年より佐渡裕を首席指揮者に擁し、最近では原田慶太楼、宮川彬良、青島広志など多彩な指揮者を客演に、2017年より挾間美帆をコンポーザー・イン・レジデンス（座付き作曲家）に迎えています。

また、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」には度々出演し、持ち前のユニークなパフォーマンスで毎回好評を得るなど、メディアからも注目されてきました。

2010年10月からは、東京都文京区と事業提携を結び、これまでの幅広い演奏活動とともに地域や教育機関と密着した活動も積極的に展開しています。これまでの活動により、第21回吹奏楽アカデミー賞を受賞しました。

シエナ　吹奏楽は伝統や格式に捉われない自由な発想で活動できることが、大きな魅力のひとつだと考えています。だからこそ、新たな価値観の創出と、それを伝達することが重要と捉え、日々模索しています。

シエナ　現在の首席指揮者である佐渡裕の発案により、20年以上前からコンサート来場者に楽器を持ってきてもらい、一緒にステージで演奏してしまうといった、当時としては大変奇抜なことを始めました。これは今でも続いており、共演希望者がステージに上がりきらなくなったことが何度もありました。

また、「音楽のおもちゃ箱」というコーナーを設け、ジャンルに捉われないさまざまな曲や演出で話題になり、テレビ朝日「題名のない音楽会」で何度も取り上げられました。これも現在の「佐渡×シエナ」のツアーでも続いています。

こういった数々のステージを積み重ねることにより、団員1人ひとりにエンタメ精神が宿り、他の団体とは一線を画す演奏活動を展開しています。

シエナ　これまでに東京都文京区や静岡県富士市といった自治体、国立大学法人上越教育大学、学校法人尚美学園、名古屋音楽大学などの教育機関、文京シビックホールや上越文化会館といった公共ホールと事業提携を締結しています。こういった関係を生かし、産学官の連携によるユニークな企画やアグレッシブな活動などを展開中です。

また、世界中で活躍するジャズ作曲家、挾間美帆をコンポーザー・イン・レジデンス（座付き作曲家）に迎え、新曲委嘱やオリジナル企画を実現しており、今後も共に吹奏楽のさらなる可能性を追求していきます。

とはいえ、昨今のコロナ禍により環境は一変してしまいました。シエナ・ウインド・オーケストラでは、7月4日に感染防止対策試検証演会を文京シビックホールにて行ない、その《報告と対策》を公式サイトにアップしています。

この対策をもとに、演奏活動を順次再開していく予定です。

シエナ　8月30日（日）には上記の対策を施し、万全を期して第50回定期演奏会に臨みます。いつも通りの共演は実施が難しいかもしれませんが、ジョン・マッキー（1973年生まれのアメリカの作曲家）の特集をたっぷりお届けします。ぜひマスクを着けてご来場ください！

シエナ　また、YouTubeに公式チャンネル《Siena Tube》を開設しました。過去の演奏動画やレッスン動画、また団員たちの趣味を生かした楽しい動画を配信中です。ぜひチャンネル登録をお願いします。

さらに、30周年記念グッズなどをリターンとするクラウドファンディングを展開中です！ みなさんの応援をお願いいたします。