泣きたいときに……聴く・弾くと泣けるピアノ曲7選（難易度付き）

身体も心も疲れてしまったり、傷ついてしまったとき……「負けないぞ！」と踏ん張るのもいいけれど、ときには立ち止まって、たまってしまったモヤモヤを涙と一緒に流してしまいませんか？
優しく寄り添ってくれる曲をセレクトしてみました。聴いたり弾いたりしながらデトックスしたら、きっと明日から頑張れるはずですよ！

「メヌエット」は優雅な踊りのための曲ですが、この曲は静かに涙を流しながら踊っているようなイメージが見えてくきます。あなたの抱えている悲しみと対話するように、聞いたり弾いてみてください。

楽譜（IMSLP）※11ページ（楽譜上は13ページ）

古代ギリシャの儀式や悲恋が描かれた歴史小説から着想を得て書かれた曲です。「ゆっくりと悲しさをこめて」と指示されたこの曲には、慰めの言葉はないけれど、そっと静かに寄り添ってくれる誰かの存在を感じることができます。

楽譜（IMSLP）（楽譜上は18ページから）

どうしても弱音を吐きだしたいときってありますよね。そんなときは我慢せずに美しくも哀しいメロディに想いを託してみては？

とびきり優しいメロディをたくさん生み出したメンデルスゾーン。彼の書いたあたたかく包み込んでくれるような音楽は、聴いていると、そっとあたたかい毛布をかけてもらったような気分になります。

楽譜（IMSLP）※10ページ（楽譜上は11ページから）

美しい水辺の上をゆっくり進む小船を眺めながら物思いにふけるようなイメージのある曲です。やさしい情景を見ながら気分を変えることも大切ですよ！ ちょっと自然の多いところに出かけつつ、このメロディに耳を傾けてみて。

楽譜（IMSLP） （※32ページ）

辛いことや苦しいことは、すぐには乗り越えられないかもしれません。でもきっといつかはそんな日々も過ぎるはず。悲しみの中に希望の光を感じるこの曲を聴きながら、いつかくる“その日”の準備をしましょう。

楽譜（IMSLP）（※5ぺージから）

苦しみを全部吐き出したら、ゆったりと眠りましょう。何かと闘うにはたくさん食べて、よく眠ることが不可欠です。不眠症の伯爵のために捧げられたともいわれる、静かなやさしさに溢れたこの曲とともに眠りの世界へどうぞ。

楽譜（IMSLP）