インタビュー
新倉瞳に50の質問!〈後編〉オフの日の過ごし方は? 意外だと言われる一面は?
現代最高峰の指揮者のひとり、ヘルベルト・ブロムシュテットが11月4日、スウェーデン・ヨーテボリの自宅で家族に見守られ、静かに息を引き取った。享年99。
ヘルベルト・ブロムシュテットは、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団やデンマーク国立交響楽団、スウェーデン放送交響楽団などの音楽監督や首席指揮者を歴任。1975年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を10年間務め、ドイツ音楽の伝統を深く継承した。
1985年から1995年にはサンフランシスコ交響楽団の音楽監督のポストに就き国際的な名声を高め、その後も北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者や、1998年~2005年はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長(第11代)を歴任した。
日本との関係も深い。1973年に初来日し、1981年11月に初めて NHK交響楽団の指揮台に立った。以来、40年以上にわたり、200回以上の公演でN響と共演を重ね、深い信頼関係を構築。1986年に名誉指揮者、2016年には同団初となる「桂冠名誉指揮者」の称号に就任した。
2026年10月には、ブロムシュテットの長年の偉大な貢献に対し、高松宮殿下記念世界文化賞が授与されている。
ブロムシュテットは、世界のオーケストラの指揮台に立ち続け、生涯現役を貫いた。「100歳まで指揮台に」という熱望は、近年重なった健康上の理由により惜しくも叶わなかった。しかし、彼の精神はオーケストラそしてクラシック音楽ファンの中で受け継がれていくだろう。







