インタビュー
2026.11.04
特集「ライフキャリア」

北欧の暮らしと音楽~スウェーデンとノルウェーのオーケストラ奏者が大切にする、休むことと働くこと

長い休暇を楽しみ、仕事以外の時間も大切にする。そんなイメージのある北欧で、オーケストラ奏者はどのように働き、音楽と向き合っているのでしょうか。スウェーデンのイェブレ交響楽団のヴァイオリニスト・永野花穂さんと、ノルウェーのトロンハイム交響楽団のヴィオラ奏者・乾詩織さんに、現地での暮らしや職場のサポート、地域に根ざした演奏活動について聞きました。
※本記事はポッドキャスト番組『ONTOMO Radio』で語られた内容を再構成しています。

ONTOMO編集部
ONTOMO編集部

東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

ゲスト:永野花穂(イェブレ交響楽団第2ヴァイオリン奏者)、乾 詩織(トロンハイム交響楽団ヴィオラ奏者)
MC:ONTOMO編集部

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病気やけが、出産時は? 北欧のオーケストラのサポート

——プロの音楽家にとって、生活を支える制度や長く仕事を続けられる環境も重要だと思います。病気やけがで演奏できなくなった場合、どのような補償やサポートがありますか?

永野 前編でも話しましたが、スウェーデンでは、病気になった場合、給料の80%が支払われます。最初の1週間はオーケストラ側から支払われますが、それ以降は政府が運営する機関から、引き続き80%が支払われます。長期で休んだからといって解雇されることはなく、戻ってこられる制度があるので、治療に専念できます。

——永野さんは、公務員のような立場ということになるのでしょうか。

永野 そうです。イェブレ交響楽団は地区が運営するオーケストラなので、税金で運営されています。

乾 ノルウェーでも、長く休んだからといって戻ってこられなくなることはありません。病気などで休むときには、最長1年間はもともとの給料が100%支払われる制度があるようです。国の機関が負担してくれます。楽器を弾く指をけがしたり、背中を痛めたりして長期で休む人は、その制度を利用しています。

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永野花穂(ながの・かほ)
イェブレ交響楽団第二ヴァイオリン奏者(スウェーデン)。新潟県出身。4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学を卒業。英国王立音楽院修士課程修了。2018-2019年ロイヤルストックホルム管弦楽団アカデミー生。2019年、映画「午前0時キスしに来てよ」の音楽でヴァイオリンを担当。スウェーデン室内管弦楽団のレコーディングセッションに参加。ensembleNOVAのスプリングコンサートにソリストとして出演。2021-2025年、ヨンショーピン・シンフォニエッタ第一ヴァイオリン奏者。これまでにヴァイオリンを宮下理恵、篠崎功子、ジャック・リーベックの各氏に師事。室内楽を山口裕之、銅銀久弥、堤剛の各氏に師事。現在スウェーデンよりオンラインレッスンも行っている。
乾 詩織(いぬい・しおり)
中学生のときにノートルダム女学院オーケストラ部にてヴィオラを始める。
同志社女子大学学芸学部音楽学科を卒業後、第80回読売新人演奏会、京都音楽家クラブ新人演奏会に出演。2010年に渡欧し、オーストリア ウィーン国立音楽大学にてゲオルク・ハーマン氏に師事。2016年交換留学生として奨学金を得てベルリン芸術大学大学院にて元ベルリン・フィル首席奏者ヴィルフリート・シュトレーレ氏に師事。2018年ウィーン国立音楽大学大学院を満場一致の最優秀で卒業。2020年よりノルウェー トロンハイム交響楽団ヴィオラ奏者。スウェーデン ヨーテボリ交響楽団契約団員を経て、2024年にはノルウェー国立歌劇場管弦楽団にて契約団員としても活動。

——演奏家向けに、医療や体のケアを受けられる制度はありますか。

永野 演奏家に特化したものは特にありません。一般の会社に勤めている人と同じ手当を受けられます。音楽家だから受けられないというものはなく、みんな平等に同じ手当を受けられるという感じです。

乾 私のオーケストラには、提携している保険会社を通じて、整体やマッサージなど、演奏からくる痛みをカバーしてくれる仕組みがあります。私は定期的にそれを利用してマッサージに行っています。普通の町のクリニックで、自分で予約して行けば、保険会社を通じて利用していることがわかる仕組みになっています。

——ほかにも、福利厚生で便利な制度はありますか。

永野 スウェーデンでは、健康のために年間いくらまで使っていいという金額が決まっています。マッサージやジムなど、自分で選んで利用できます。スキーに行くのに使ってもいいんです。体が資本という考え方が根本にあるのだと思います。

乾 私のところもジムと提携していて、会費が25%オフになる制度があります。

永野さんがスキーに行かれたときの風景

——産休・育休や子育てとの両立についても伺いたいと思います。産休・育休を取得する奏者は多いのでしょうか。

永野 男女関係なく全員だと思います。子どもが生まれたら、みんな取得します。産休は非常に強い権利です。産休を取ると言われたら、オーケストラ側は必ず休ませなければいけません。

期間長くて1年くらいです。自分で復帰する時期を選べるし、一度復帰したあとに、また育休を取ることもできます。無給休暇を申請するときは交渉が必要ですが、産休ではその必要がなく、オーケストラ側が「わかりました」と言わなければいけません。

乾 ノルウェーでは、育休は合計で1年ほどあり、両親が半分ずつ取得することが多いです。片方が6か月取ったら、そのあともう片方が6か月取る、という感じです。

——産休・育休で奏者が抜けた場合、代わりの人はどのように確保するのでしょうか。

乾 半年間いなくなることがわかった時点で、フリーランスの人などに契約団員として来てもらう形です。誰にお願いするかを話し合います。

永野 私のところも同じで、代わりの人が入ってきます。

安心して働けるからこそ、練習の管理や向上心も大切

——実際に北欧のオーケストラで働いてみて、満足していることや、反対に不安や課題を感じていることはありますか。

永野 満足しているのは、やはり休みが確保されていることです。オーケストラの仕事は、音楽家の仕事ではありますが、どうしても受け身になりがちです。言われたものを、言われたときに弾くという仕事なので、私はもう少し自主的に演奏することも必要だと思っています。オーケストラの仕事でいっぱいいっぱいにならず、その時間を作れるのはすごくいいところだと思います。

乾 私も、まず答えるのは休みですね。自分と向き合う時間が十分にあります。毎日に飲み込まれず、考えたり、やりたいことをしたり、作りたいものを作ったりする時間がある。それが人間としての充実感につながっていて、健康的なことなのではないかと思います。

——反対に、改善したいことや気をつけていることはありますか。

乾 あまりにもゆったり、のんびりしているので、自分が怠けようと思ったら、いくらでも怠けられてしまいそうで……。「ここまで練習する」「この日までにこのプログラムの練習を終える」といった目標を立てて、練習量をきちんと確保することを意識しています。

永野 いろいろなことが保証されているから、そのぶん不安やストレスなく働ける反面、危機感も失われると思っています。危機感ばかりになってしまうのもよくないですが、少しはあったほうがいいと思います。

乾 そういった精神的なものはやっぱり音楽に影響しますね。

永野 スウェーデンでは、今いるオーケストラから別のオーケストラに移るとき、新しいオーケストラで試用期間が始まっても、前のオーケストラのポジションをキープできます。前のオーケストラを辞めてから新しいところで試用期間を始めるのではなく、新しいところでポジションを得てから、前のところを辞められるんです。

乾 その間は無給の休み扱いになります。かなりありがたいシステムだと思います。

——それは安心して次の挑戦ができますね。

永野 もう一つ、試用期間中に別のオーケストラのオーディションを受けることも、まったく問題ありません。ほかの国ではご法度なこともあると聞きましたが、スウェーデンではここで本当にポジションを得られるかわからないのだから、ほかのところに挑戦するのは当たり前だと考えられています。

トロンハイムの街とその向こうに見えるフィヨルド。乾さんの日常風景より

北欧ならではのプログラムや伝統楽器との共演も

——ここからは、一般の方々と音楽の関係について伺います。スウェーデンやノルウェーでは、コンサートに行くことが人々の生活に根づいていると感じますか。また、北欧の聴衆について、日本との違いを感じることはありますか。

永野 私は結構違いを感じています。北欧の人たちは、純粋に音楽を楽しみに来ているという印象があります。日本の人たちがそうではないと言いたいわけではありませんが、自分が何を知っているか、音楽がわかるかどうかということを、あまり気にしていないように感じます。クラシック音楽をすごく崇高なものとして捉えているのではなく、もっとカジュアルに、楽しいから聴きに行く、いい曲だから聴きたい、いい演奏だから聴きたい、という気持ちで聴いている人が多いと思います。

——クラシック音楽は難しい、わからないと気後れすることなく、気軽にコンサートに行けるということですね。

永野 そうですね。コンサートのあとに、お客さんが話しかけてくれることもよくあります。「よかったよ」と声をかけてくれるんです。演奏会後にお客さんと帰り道が一緒になることがあり、そこで「さっき弾いていたよね。よかったよ」と話しかけられるのは、すごくいいなと思います。

乾 舞台と客席の隔たりがあまりない感じはしますね。年齢層も幅広く、若い人も来ます。私のオーケストラも、いろいろな人に気軽に来てほしいという気持ちがあり、プログラムも難しい作品ばかりにならないようにしている印象があります。

——やはりグリーグの作品がよく演奏されるのでしょうか?

乾 ノルウェーでは、グリーグが大きな柱になっています。国民の多くが知っているグリーグの代表的な作品をよく演奏しますね。

——プログラムにも、北欧らしさが反映されているのでしょうか。

永野 残念ながら、スウェーデンにはグリーグのような存在がいないんです。強いて言えばアルヴェーンでしょうか。でも、一般の人にはあまり浸透していないと思います。シベリウスはよく演奏します。フィンランド人ですが、フィンランドのスウェーデン語圏で育った人なので、スウェーデンにもなじみが深いんです。

——ほかの北欧の作曲家も取り上げますか?

永野 頻繁というわけではありませんが、ほかの北欧の作曲家の作品を演奏することもあります。それから、フォークソングを演奏することもあります。フォークソングは、クラシック音楽とは少し弾き方が違います。そういうところに、スウェーデンの文化を感じます。

——弾き方について、スウェーデン人の団員から教えてもらうこともありますか?

永野 あります。教えてもらったのはオーケストラの曲ではなく、室内楽でした。フォークソングは、楽譜を見るのではなく耳で聴いて伝えられてきたものなので、指の使い方などが少し違うんです。

イェブレ交響楽団が演奏するスウェーデンの作曲家メルケル・メルケシュのピアノ協奏曲

イェブレ交響楽団によるスウェーデンの管弦楽曲と民謡集

——ノルウェーでも民俗音楽をとりあげますか?

乾 ノルウェーの伝統的な楽器に、ハーディングフェーレという楽器があります。普通のヴァイオリンより弦が多く、共鳴するための弦もあるという面白い仕組みで、装飾も美しい楽器です。この楽器の奏者をソリストとして招いて、協奏曲を演奏することもあります。

——現代の作曲家が書いた作品ですか?

乾 最近演奏したのは、現代の作曲家が書いたハーディングフェーレのための協奏曲でした。伝統楽器とオーケストラのために、新しい作品が書かれているんです。

ほかには、サーミの歌い手をソリストとして招き、一緒に演奏することもあります。サーミはノルウェーやスウェーデンの北部、フィンランド北部などに暮らす民族で、独特の歌い方があります。

トヴァイト:ハーディングフェーレ協奏曲、サーミの歌い方「ヨイク」を取り入れた『アナと雪の女王』オープニング曲「Vuelie」

サーミの伝統的な歌唱「ヨイク」を現代的な音楽表現へと発展させてきたマリ・ボイネ。リュウ・ソラとの共演による「Maze」

ハーディングフェーレ

地域に根ざしてあらゆる世代に音楽を届ける

——地域の人たちとの関わりについても伺いたいと思います。お二人のオーケストラでは、通常の定期演奏会以外にどんな活動をしていますか?

永野 私のオーケストラはイェブレの地区に雇われているので、その地区の小さな町にある教会や、小さなコンサートホールのような会場を定期的に回って演奏することが義務づけられています。

面白いのは、フィンランドのオーランド諸島で、年に2公演することも決められていることです。イェブレからフェリーでオーランドに行って1泊し、2公演ほどして帰ってくるという、ちょっとしたツアーのような感じです。みんな楽しみにしています。

——子ども向けのコンサートもありますか。

永野 あります。子どもたちが学校から本拠地のホールに来て、私たちの演奏を聴くという形です。プログラムは子ども向けに短くしています。曲を抜粋して演奏することが多いですね。司会の方がいて、後ろに映像を流すなど、映像とコラボレーションするコンサートも多いです。

乾 私たちも、近くの町に出向いて演奏することが多いです。病院で小編成のコンサートをしたり、図書館のロビーで演奏するシリーズもあります。

子ども向けでは、保護者と子どもの両方が楽しめるファミリーコンサートや、地域の小学校の生徒たちが聴きに来るコンサートがあります。それから、赤ちゃん向けのコンサートもあります。ベビーカーに乗った赤ちゃんたちがたくさん来て、自由に過ごせるようになっています。舞台もあまり高くせず、聴いている人たちとすぐ近くで演奏します。赤ちゃんたちは自由に動き回っていて、昨日は5人くらい舞台に登ってきました。

——どんな曲を聴かせるのでしょうか。

乾 オーケストラのメンバーが有志で小さな室内楽グループを組んで演奏します。昨日はヴィオラ4人で、いろいろな子守歌を演奏しました。赤ちゃんは静かすぎると寝てしまうかもしれないので、静かな曲と楽しい曲を混ぜてプログラムを組みました。カジュアルな曲が多かったですね。

「がむしゃらに頑張る」から、自分を大切にする生き方へ

——北欧と聞くと、森や湖、長い冬といった風景を思い浮かべる人も多いと思います。そうした環境のなかで暮らすことは、音楽家としての感覚にも影響するのでしょうか。北欧での暮らしを通して、何か変化があったか教えてください。

永野 変化はすごくあったと思います。自然が豊かなところも、私にとってはすごくよかったです。自然のなかで、自分の健康を大事にして生きていくことが大切なのだと気づきました。

日本で勉強していたときも、ロンドンで勉強していたときも、常に何かに追われていました。来年どこにいるかわからない、仕事が得られるかわからないという不安やストレスのなかで活動していたんです。

でも、北欧に来てからは、保障がしっかりしているので、来年どうなるかわからないという不安から解放されました。そうすると、もっと自分に向き合えるようになったというか、自分は本当はどこに行きたかったのかを考えられるようになりました。ひたすらがむしゃらに頑張ろうという感じから解放された感覚はすごくあります。

イェブレ交響楽団の本拠地があるホール近くの散歩道

——人生観が変わったようなお話ですね。乾さんはいかがですか。

乾 私もまさに同じです。がむしゃらにやればやるほどいい、という考え方でした。自分が精神的にどうかということより、やらなければいけないからやる。無意識のうちに、自分を追い込んで一生懸命やってきたんです。

もちろん仕事に就いたことも大きいと思いますが、北欧に来てから、自分という人間について考えることが増えました。自分は何がしたいのか、どうしたいのか、どう思っているのか。ストレスなく、精神的にも肉体的にも健康なのか。そうしたことに目を向けるようになりました。

そもそも、以前は自分の健康に注目するという考えがあまりなかったので、根本的に考え方が変わったと思います。

乾さん撮影の街から見えるオーロラ

——そうした変化は、音楽の演奏にも影響していますか?

永野 すごくあると思います。スウェーデンでは効率を重視するところがあって、やるだけやればいい、という考え方をする人は少ないと思います。練習の仕方も変わりました。長時間頑張るのではなく、短い時間でどれだけ濃い練習ができるか、という方向に変わったのはよかったと思います。

それから以前は、自分の演奏が人にどう聞こえるかを気にしすぎていたのかもしれません。人がどう思うかを気にしていたら、きりがありません。もちろん、お客さんがいる場合は楽しんでほしいと思っています。でも、その前提として、自分がどうしたいかを大事にできるようになってきたと感じます。

——何かきっかけがあったのでしょうか。

永野 誰かに言われたわけでも、教わったわけでもありません。日常的に、自分と向き合う時間が増えたことで、自然と演奏にもそういう考え方を当てはめるようになったのだと思います。

乾 私も、周りの人が自分のことをそれほど気にしていないと感じます。それぞれが個人として、自分は自分、あなたはあなたでいいという考え方が根本にある気がします。だから、周りからどう思われるかを気にしなくてもいいんだ、という感覚があります。

永野 練習についても、人それぞれです。「もっと練習しなければ」という雰囲気ではありません。最初は、2か月近くある夏休みの間、楽器に触らない人がいることが信じられませんでした。

乾 私も、最初はびっくりしました。

永野 でも、しっかりリフレッシュすることが大事なのだというのは、だんだん理解できるようになりました。最初はギャップが大きく、慣れるまで時間がかかりましたが、今はみんなの感覚がわかってきたと思います。

——今後も北欧で活動を続けたいと思いますか?

永野 そうですね。今の環境を気に入っています。

乾 私も、今ある環境がありがたいので、このまま健康に続けていけたらと思います。

ポッドキャストの視聴はこちら

永野さんの出演情報
北欧とフランク

日時: 2026年12月19日(土)14:00 開演

会場: 加賀町ホール

出演: 田代裕貴、永野花穂(ヴァイオリン)、正田響子(ヴィオラ)、築地杏里(チェロ)、久保山菜摘(ピアノ)

曲目: デンマーク弦楽四重奏団 編/Wood Works 北欧の民謡より抜粋(弦楽四重奏曲)

グリーグ/ヴァイオリンソナタ第2番ト長調作品13(久保山・永野)

フランク/ピアノ五重奏曲ヘ短調 作品14

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東京・神楽坂にある音楽之友社を拠点に、Webマガジン「ONTOMO」の企画・取材・編集をしています。「音楽っていいなぁ、を毎日に。」を掲げ、やさしく・ふかく・おもしろ...

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