ニューノーマルを具現化、劇場とVRで観劇できる『Defiled-ディファイルド-』7月5日より上演
演劇界にも「ニューノーマル」の動きが広まっている。舞台の企画制作を手がけるシーエイティプロデュースは、ニューノーマルを具現化する観劇スタイルとして 「STAGE GATE(ステージゲート)VR シアター」を始動すると発表した。
ソーシャル・ディスタンス対策を施した劇場での観劇のほか、専用のプラットフォームで配信されるVRを体験できる。ヘッドマウントディスプレイやスマートフォン用のVRグラスを使用し、舞台上180度まで、アングルを自由に選択して楽しむことができるという。
第一弾として上演されるのは、2000年にロサンジェルスで初演、日本では2001年の10月に初演が行なわれた『Defiled-ディファイルド-』。2名1組、計15組が毎日日替わりで上演を行なう。
ハリー・メンデルソン、図書館員。自分の勤める図書館の目録カードが破棄され、コンピュータの検 索システムに変わることに反対し、建物を爆破すると立てこもる。目まぐるしく変化する時代の波に 乗れない男たちが、かたくなに守り続けていたもの。神聖なもの。 それさえも取り上げられてしま ったら……。 交渉にやってきたベテラン刑事、ブライアン・ディッキー。緊迫した空気の中、巧みな会話で心を開 かせようとする交渉人。拒絶する男。次第に明らかになる男の深層心理。危険な状況下、二人の間に芽生える奇妙な関係。
果たして、刑事は説得に成功するのか——。
作 LEE KALCHEIM
翻訳 小田島恒志
演出 鈴木勝秀
本公演 2020年7月1日(水)~8月2日(日)予定
会場 DDD青山クロスシアター
映像配信 2020年7月5日(日)~8月6日(木) 予定
※キャストは、2名1組、全15組が毎日日替わりで上演します。
※大阪公演有り。大阪配信は調整中
出演キャスト
猪塚健太、伊礼彼方、上口耕平、加藤和樹、岸 祐二、小西遼生、章平、鈴木壮麻、成河、千葉哲也、中村まこと、羽場裕一、東 啓介、前山剛久、松岡 充、三浦宏規、水田航生、宮崎秋人、矢田悠祐
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