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2025.03.10
名曲解説100
30秒でわかるサラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンについて30秒で丸わかり♪
パブロ・デ・サラサーテ(1844〜1908)は、スペインの生んだ大ヴァイオリニストで、彼の名技的な演奏はヨーロッパのみならずアメリカでも多くの聴衆を魅了しました。また彼自身、自分で演奏するためのヴァイオリン曲をいくつも作曲しています。それらが高度なヴァイオリンの技巧を発揮できるように書かれていることはもちろんですが、音楽的特質としてはスペイン的な性格が打ち出されている点に特色がみられます。
なかでもポピュラーなのが《ツィゴイネルワイゼン》で、“ジプシーの歌”という題の意味どおり、スペインのジプシー音楽にみられる哀愁と奔放な激しさをヴァイオリンの名技性に結びつけた作品です。強烈な開始の後に哀愁を帯びた旋律が表情豊かに奏される第1部、弱音器をつけて感傷的に歌われる第2部、激しい情熱に満ちた第3部と続きます。
もともとはオーケストラ伴奏によって書かれていますが、ヴァイオリンのリサイタルでピアノ伴奏によって演奏されることが多い作品です。
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20
作曲年:1878年
演奏時間:約8分
編成:[原曲]フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、トライアングル(任意)、弦5部、独奏ヴァイオリン
[ピアノ伴奏版]ヴァイオリン、ピアノ
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